映画やドラマ、アニメなどの映像コンテンツを今よりもっと楽しみたい方には「プロジェクター」がおすすめです。
現在では軽量かつコンパクトで一人暮らしの方でも手にしやすい製品が増えています。
そこでこの記事では、一人暮らしの方におすすめのプロジェクター7選と、プロジェクターの選び方をご紹介します。
一人暮らしの部屋にフィットする小型モデルを中心にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らし向けプロジェクターの選び方
一口にプロジェクターと言っても、さまざまなタイプの製品があります。まずは一人暮らし向けプロジェクターの選び方を知り、自分にとって最適な製品を選ぶ準備をしましょう。
5つのチェックポイント
一人暮らしの方がプロジェクターを選ぶ際は、以下5つのポイントをチェックしてください。
- 設置場所を事前に考える
- 壁や天井のの大きさ・材質を確認する
- 必要なスペックを考える
- 金額ではなくコスパを重視する
- 付属品のチェックを忘れない
プロジェクターは投影する距離によって画面サイズが変わるため、設置場所を事前に考える必要があります。
一人暮らしの場合、設置場所・保管場所を確保するために小型モデルがおすすめです。
また、付属品が揃っているかどうかも重要です。一部の製品は周辺アイテムを購入しなければ、プロジェクターのメリットを引き出せないケースがあります。
特に、壁や天井などさまざまな場所に投影するための「三脚」は必須アイテムなので、付属しているかどうか事前にチェックしましょう。
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投影方式の違いを知る
プロジェクターの投影方式にはLCDとDLP、LCOSの3種類があります。それぞれの違いは以下のとおりです。
LCD |
プロジェクターから発する光を赤・青・緑の三原色に分解し、投影する方法。カラー表現が得意だがドットの格子が目立ち、コントラストは高くない。 |
DLP |
鏡面に光を反射させて投影する方法。LCDよりもドット格子が目立たずコントラストが高い。 |
LCOS |
コントラストが高く非常に高性能だが、構造が複雑なため本体サイズが大きくなる。 |
コストパフォーマンスを考えると、DLPを採用したプロジェクターを選ぶのがおすすめです。
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ライフスタイルに合わせる
プロジェクターを選ぶ際は、一人暮らしのライフスタイルに溶け込む製品を選ぶことが重要です。
たとえばキャンプや旅行先などでもプロジェクターによる投影を楽しみたい方は、軽量で持ち運びしやすく、かつコードレス時の稼働時間が長い製品がおすすめです。
一方で自宅以外で使用する目的がなければ、より高性能で迫力のある映像を楽しめる製品を選ぶのがいいでしょう。
そのため、プロジェクターをどのように楽しみたいかを事前に整理しておくと、自分に合った製品を選びやすくなります。
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一人暮らしにおすすめのプロジェクター7選
それでは、一人暮らしの方におすすめのプロジェクター7選をご紹介します。それぞれの特徴や価格を解説するので、自分に合った製品をぜひ選んでみてください。
1. KABĒNI
製品価格:39,800円
「KABĒNI(カベーニ)」はiPhone15と同等サイズのスマホ型プロジェクターであり、重量はわずか220gなので、ほぼスマホとして持ち歩ける製品です。
<iPhone15とのサイズ・重量比較>
カベーニ |
iPhone15 |
iPhone15 Pro MAx |
|
サイズ (厚さx幅x長さ) |
1.8cmx8cm×14.5cm |
0.8cmx7.8cm×14.8cm |
8.25cmx7.7cm×16.cm |
重量 |
220g |
171g |
221g |
それでいてコントラスト比が高く、鮮明な映像を楽しめるのが特徴となります。さらに最大150分稼働するバッテリーと、32GBの内蔵ストレージが搭載されています。
付属品は三脚、収納ケース、オーディオケーブルに加えて、USB-DCケーブルと充実しているため、モバイルバッテリーからの電力供給も可能です。
外出先でも長時間の投影ができるため、自宅だけでなくさまざまな場所に持ち運んで映画やドラマ、アニメを楽しみたい方におすすめです。
ちなみに、KABĒNIシリーズはいずれもアプリ内蔵なので、パソコンやスマホと接続しなくても映画やドラマ、アニメを楽しむことができます。
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2. KABĒNI PRO
製品価格:49,800円
KABĒNI PROはKABĒNIに比べて輝度が高く、より迫力のある映像を楽しみたい方におすすめの製品です。
同価格帯の他社製品と比較すると性能はそのままに小型化・軽量化に成功しており、自宅でも外出先でも思う存分プロジェクターを使用できる、一人暮らしの方にもおすすめの製品となっています。
また、製品のデザインがスタイリッシュなので部屋のどこに置いてもインテリアデザインを損ねません。
付属の三脚を使用すれば天井投影も可能で、ベッドで寝転がりながら映画やドラマ、アニメを楽しむことができます。
KABĒNI同様に32GBの内蔵ストレージが搭載されているので、お気に入りの映像を保存してどこにでも持ち運べます。
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3. KABĒNI PRO2
製品価格:79,800円
KABĒNI PRO2はKABĒNIシリーズのハイエンドモデルです。小型ながら本格的な映像を投影でき、バッテリー容量は2倍以上となっています。
それでいて本体重量は542gとペットボトル1本分の重さなので、どこにでも持ち運べるのは他のKABĒNIシリーズと同様です。
最大投影サイズは180インチ(4m×2.2m)であり、部屋の壁サイズによって大迫力の映像を楽しめます。
三脚や各種ケーブルなど必要な付属品が同梱されており、さらに専用のキャリーケースも付属するので、周辺アイテムの追加購入なしで壁や天井、外出先などさまざまな投影スタイルで視聴できます。
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4. FunLogy HOME2
製品価格:14,800円
FunLogy HOME2は低価格帯のプロジェクターの中で人気の高い製品です。低価格ながら十分な輝度があり、エントリーモデルとしてもおすすめ。
天井投影はできませんが、一般的な用途であれば十分なスペックを備えています。ただし、モバイルバッテリーに対応していないので、使用する場所はコンセントの近くに限定されます。
また、アプリを内蔵していないため、映画などを投影するにはパソコンやスマホとの接続が必要です。
5. Aladdin X2 Plus
製品価格:129,000円
Aladdin X2 Plusは天井設置型のプロジェクターであり、迫力のある映像・音を楽しめるハイエンド製品です。
持ち運びはできませんが、自宅に本格的なプロジェクターを導入したい方におすすめ。
ただし設置場所は「シーリングライトを接続できる場所」と決まっているので天井投影はできず、シーリングライトの位置によっては大画面で投影できない可能性があります。
6. BenQ GV30
製品価格:69,800円
BenQ GV30はBluetoothスピーカーを搭載したプロジェクターであり、映像だけでなく音楽も楽しめる製品です。
柔軟な角度調整により天井投影も可能なので、ベッドで寝転がりながら映像を楽しみたい方にもおすすめ。
ただし、KABĒNI PROに比べると重量が1kg以上重く、サイズも大きいので持ち運びには不向きです。
<KABĒNI PROとのサイズ比較>
KABĒNI PRO |
BenQ GV30 |
|
サイズ (厚さx幅x長さ) |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
12.0cm×18.5cm×19.6cm |
重量 |
465g |
1.6kg |
7 Nebula Astro
製品価格:34,990円
Nebula Astroは球体型のデザインがおしゃれな小型プロジェクターです。軽量かつ手のひらサイズなので持ち運びも可能。
ただしKABĒNIに比べるとバッテリー容量が1000mAhほど少ないため、屋外などコンセントを使用できない場所ではモバイルバッテリー必須です。
また、リモコンの赤外線受光部が背面に付いているため、天井に向けるとリモコンが効きにくくなる点にも注意しましょう。
まとめ
この記事では小型モデルを中心に、一人暮らしにおすすめのプロジェクター7選と選び方をご紹介しました。
プロジェクターは低価格帯でも15,000円ほどする製品なので、「自分に合った製品選び」を意識することが大切です。
今回ご紹介したプロジェクターの選び方とおすすめ7選を参考に、自分に合ったプロジェクターをぜひ選んでみてください。