天井投影に対応しているプロジェクターなら、映画やドラマ、アニメなどをベッドに寝転びながら楽しめるようになります。
星空を映し出せばプラネタリウム感も楽しめるのでおすすめです。
そこでこの記事では、天井投影が楽しめるおすすめプロジェクター15選と、その選び方をご紹介します。
壁やスクリーンだけでなく天井投影も楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

天井投影が楽しめるおすすめプロジェクター15選
それでは、天井投影が楽しめるおすすめプロジェクター15選をご紹介します。それぞれの特徴を整理するので、自分に合ったプロジェクターを選んでみましょう。
1. カベーニプロ
製品価格:49,800円
「KABĒNI PRO(カベーニプロ)」は4000ルーメンの明るさと2GBの内蔵メモリを搭載した、小型ながらパワフルなプロジェクターです。重量はわずか465gとペットボトル1本分の重さ以下なので、持ち運びにも便利で屋外でも使用できます。
カベーニプロを含むカベーニシリーズはさまざまなシーンでの利用を想定し、三脚やオーディオケーブルなどの付属品が充実しています。そのため、自宅に届いたその日から天井投影や屋外利用を楽しめるのが大きな特徴です。
また、32GBのストレージ※を搭載しているため、Wi-Fi環境で映像コンテンツをダウンロードしておき、オフラインで投影することもできます。自宅にWi-Fiがない方の場合は、無料Wi-Fiのあるカフェなどで映像コンテンツをダウンロードしてから自宅で投影すれば、データ通信料がかかりません。
ちなみに、カベーニシリーズはスマートフォンのテザリングにも対応しているので、Wi-Fiがない場所でも映画やドラマ、アニメなどの視聴・ダウンロードが可能です。
※2時間映画の場合は通常画質で1GBほど、高画質で5〜7GBほど消費します
2. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2は、カベーニプロと比較してコントラスト比は10倍も高く、より鮮明な映像を楽しめるハイエンドモデルのプロジェクターです。
解像度についてはフルHD(約200万画素)を採用しているので、カベーニプロの5倍の画素数があります。映画やドラマ、アニメなどをより迫力ある映像で楽しみたい方におすすめです。
また、カベーニプロ同様に小型・軽量で、重量は542gしかないため、天井投影や屋外利用など幅広いシーンで大画面映像を楽しめます。カベーニプロ2も専用三脚やオーディオケーブルなどが付属しているので、届いたその日に天井投影を楽しむことができます。
3. BenQ GV30
製品価格:69,800円
BenQ GV30はBluetoothスピーカーを搭載したプロジェクターであり、映像だけでなく音楽も楽しめる製品です。
0〜135度の柔軟な角度調整により天井投影も可能となっています。ただし、カベーニプロに比べると重量が1kg以上重いので、持ち運びには向いていません。
<カベーニプロとのサイズ比較>
カベーニプロ |
BenQ GV30 |
|
サイズ (厚さx幅x長さ) |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
12.0cm×18.5cm×19.6cm |
重量 |
465g |
1.6kg |
自宅だけで映像や音楽を楽しみたいという方向けの製品です。
4. FUNLOGY X-03
製品価格:39,800円
FUNLOGY X-03は専用の三脚を購入しなくても天井投影が可能なプロジェクターです。ヘッド部分を回転させることで垂直状態になり、天井投影を楽しめます。
ただしヘッド部分の角度は0度または90度にしか変えられないため、専用三脚を使用した天井投影よりも自由度が下がる点に注意しましょう。
投影の明るさは1000ルーメンなので、今回紹介している商品の中では低く、内蔵ストレージも8GBと少なめです。
5. Nebula Capsule 3
製品価格:69,990円
Nebula Capsule 3は円筒形のプロジェクターで、カベーニプロ2同様にフルHD(約200万画素)の映像を楽しめます。
ただしコントラスト比は「400:1」と、カベーニプロ2の10分の1以下なので、くっきりとした映像で楽しみたいならカベーニプロ2がおすすめです。
公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要なので、天井投影を楽しむ場合はプラス5,000円と考えましょう。
6. JMGO N1 Ultra
製品価格:283,360円
JMGO N1 Ultraは、Android TVを搭載したハイエンド製品として人気のあるプロジェクターです。左右360度、上下135度回転できるため、壁から天井まで自由に投影できる点がポイントとなっています。
製品価格は高いですが、DYNAUDIOと共同開発したスピーカーが内蔵されているので、プロジェクター1台でも比較的綺麗な音響を楽しめるのがJMGO N1 Ultraのメリットです。
7. XGIMI MoGo 2 Pro
製品価格:80,200円
XGIMI MoGo 2 Proはオートフォーカス・自動台形補正によって、投影画面の形状を素早く自動調整できるプロジェクターです。角度を変えて投影することの多い人にとっては、利便性が高いと言えます。
専用スタンド(10,800円)を購入すれば天井投影も楽しめるので、さまざまな用途があるプロジェクターでもあります。
8. LITHON ゴロジェクター
製品価格:74,800円
LITHON ゴロジェクターは、スタイリッシュで可愛らしいデザインが人気のプロジェクターです。スタンド一体型の製品なので、角度調整をすることで簡単に天井投影が楽しめます。
また、最大300インチの画面サイズで投影できます。ただし、明るさ(ルーメン)はそこまで高くないので、最大画面サイズでの投影は映像が薄くなる可能性があるので注意してください。
9. Adget Pocket PROjector
製品価格:44,880円
Adget Pocket Projectorは円形・アウトドア向けのデザインが特徴的なプロジェクターです。性能はカベーニと同等ですが、重量は425gとやや重め。アウトドアシーンに溶け込むデザインとなっているので、キャンプ好きの方から人気があります。
ただし、Adget Pocket Projectorはコントラスト比(明暗の比率)が公式サイトで明記されていないのでその点に注意しましょう。環境によっては、メリハリのある映像を楽しめない可能性もあります。
10. NOMVDIC R150
製品価格:49,900円
NOMVDIC R150は円筒型でユニークな形状をしたプロジェクターです。最大で90度回転するレンズは壁だけでなく天井にも投影でき、台形補正機能があるので快適に視聴できるのがメリットとなっています。
バッテリー内蔵なので持ち運びも可能ですが、明るさは360ルーメンと低めなので注意してください。同価格帯でより鮮明な映像が楽しみたいなら、カベーニプロがおすすめです。
11. CINEMAGE Pro
製品価格:78,400円
CINEMAGE Proも円筒形デザインのプロジェクターですが、NOMVDIC R150よりも3万円ほど高い分、性能に優れています。
ただし、コントラスト比は価格の割に低めなので、同価格帯でメリハリのある映像を楽しみたい方はカベーニプロ2がおすすめです(コントラスト比がCINEMAGE Proの12.5倍)。また、CINEMAGE Proを天井投影で楽しむためには三脚を別途購入する必要があります。
製品重量についてはCINEMAGE Proが826g、カベーニプロ2が542gなので、持ち運びに使用する場合でもカベーニプロ2がおすすめです。
12. ViewSonic M1 Pro
製品価格:69,800円
ViewSonic M1 Proは「120000:1」という高いコントラスト比によって、メリハリのある映像を楽しめるプロジェクターです。付属品なしで角度を調整可能なので、自宅に届いてすぐ天井投影を楽しめます。
ただし、明るさは600ルーメンと同価格帯の製品の中ではかなり低めなので、「性能がコントラスト比に振り切っている」という印象があります。利用シーンは夜間、部屋をかなり暗くした状態に限られるでしょう。
13. Jimveo E18
製品価格:20,999円
Jimveo E18は低価格ながら360度角度を調整できるプロジェクターとして、人気があります。OSは内蔵していないため、YouTubeやNetflixなどを楽しむためには、Fire TV Stickなどのデバイスが必要です。
また、Jimveo E18はバッテリー非搭載でコード式のプロジェクターのため、「コードがもっと長ければいい」という口コミが多いため、コンセントの位置によっては投影しづらい可能性があるので注意してください。
14. BenQ GV11
製品価格:49,800円
BenQ GV11は円筒型のデザインをしたプロジェクターであり、柔軟な角度調整によって三脚なしで天井投影が可能な製品です。サイズが大きく重要もあるため持ち運びには向きませんが、自宅メインでの使用を検討している方は低価格帯のプロジェクターとして検討してみてください。
ただし「横方向の台形補正ができない」という点に注意しましょう。台形補正とは、プロジェクターを斜めから投影した際の画面形状を補正する機能です。BenQ GV11は縦方向の台形補正しかできないため、「投影画面の正面」に製品を配置する必要があります。
15. Nebula Astro
製品価格:34,990円
Nebula Astroは手のひらサイズで持ち運び可能で、球体型のデザインがおしゃれなプロジェクターです。重量は約380gと比較的軽量なので、持ち運びもできます(バッテリー内蔵)。
ただし、バッテリー容量はカベーニよりも1000mAhほど少ないため、屋外などコンセントを使用できない場所ではモバイルバッテリーが必須となります。また、リモコンの赤外線受光部が製品背面についているため、天井投影するとリモコンの効きが悪くなる点に注意してください。
天井投影用プロジェクターの選び方
壁やプロジェクターだけでなく天井投影も楽しみたいという方は、天井投影も考慮したプロジェクター選びが大切です。ここでは重要な3つのポイントを解説します。
天井のスペースを事前にチェックする
まずは天井のスペース、さらに天井の高さをチェックしましょう。
「100インチの大画面を天井投影で楽しみたい」という方もいらっしゃいますが、100インチの投影に必要な投写距離は2〜3mほどです。
プロジェクターをサイドテーブルなどに置いて投影すると仮定すると、多くの場合、100インチを投影するための投写距離が足りません。
※床置きで投影すれば天井までの高さによって100インチ投影も可能
また、100インチ画面の対角線は「2540mm(アスペクト比16:9の場合)」なので、そもそも天井のスペースが足りない場合もあります。
天井のスペースや高さを事前にチェックしておくと、投影可能なサイズをおおまかに算出できるため、プロジェクター選びの基準になります。
三脚など付属品が充実した商品を選ぶ
多くのプロジェクターは、天井投影をするために三脚を必要とします。
たとえばFUNLOGY X-03ならヘッド部分を回転させることで天井投影が可能ですが、角度は0度または90度のみなので、思い通りの位置・サイズで投影させるにはやはり三脚が必要です。
FUNLOGY X-03に対応している公式の三脚を購入すると、3,480円の追加コストが発生します。このような追加コストを発生させないためにも、三脚など付属品が充実した商品を選ぶのがおすすめです。
たとえば、カベーニは39,800円とFUNLOGY X-03と同価格ながら、専用三脚が付属しているので追加コストゼロで天井投影を楽しめます。さらに、明るさは同じ1000ルーメン、内蔵ストレージに至っては4倍の32GBを搭載しています。
同じ価格帯でも付属品が充実し、性能が高い製品もあるので幅広く比較検討した上で、自分にとって最適なプロジェクターを選びましょう。
台形補正(キーストーン)付きを選ぶ
プロジェクターの台形補正(キーストーン)とは、斜めに投影された映像を長方形に整える機能のことです。
天井投影をする場合、部屋のレイアウトによってはプロジェクターを真上に投影できないケースがあります。
天井に対して斜めに投影しなければいけないため、投影された映像は台形になってしまいます。この台形になって映像を調整できるのが台形補正機能です。
たとえばカベーニシリーズは自動台形補正機能が搭載されているので、斜めに投影された映像を自動的に補正し、長方形で視聴できるようになります(縦方向の調整のみ自動、横方向は手動)。
プロジェクターによっては台形補正機能が内蔵されていないので注意してください。
まとめ
この記事では、天井投影が楽しめるおすすめプロジェクター5選とその選び方をご紹介しました。
天井投影も可能なプロジェクターを選ぶと、映画やドラマ、アニメの楽しみ方が大幅に広がります。
付属品が充実しているプロジェクターなら追加コストゼロ、届いたその日に天井投影を楽しめるので、カベーニリーズで天井投影をぜひ試してみてください。
