プロジェクターを使用する際は、三脚が欠かせません。なぜ必要なのか?この記事では、プロジェクターに三脚が必要な理由や、三脚を使用するメリットをご紹介します。
プロジェクターの三脚選びや、三脚が付属しているおすすめプロジェクターもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
プロジェクターに三脚は必須?
近年販売されているプロジェクターは、小型・軽量で、持ち運びができるものが増えています。そうしたプロジェクターは「打ち込み角がゼロ」の製品が大半なので、床に直置きすると投影画面が切れてしまうケースが多いのです。
したがって、プロジェクターの使用に三脚があると、床に置いても画面を切らさずに投影できるようになります。ちなみに、プロジェクターに使用する三脚の費用相場は2,000〜6,000円ほどです。
プロジェクターに三脚を取り付けるメリット
プロジェクターに三脚を取り付けるメリットは3つあります。ここでは、そのメリットを解説するので、三脚を購入すべきかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 投影角度を調整しやすい
プロジェクターに三脚を取り付けることで、投影角度を調整しやすくなります。投影角度を調整できれば、プロジェクターを部屋中どこにでも投影可能です。
お部屋の模様替えをしても好きな場所から投影できるため、快適に視聴できるようになります。また、目の前にテーブルを置きたくない方は、三脚を取り付けていればプロジェクターを床置きしても快適に視聴できます。
2. 天井投影もできる
プロジェクターに三脚を取り付ければ、画面の天井投影もできます。ベッドに寝転がりながら好きな映画やドラマを視聴したり、子供の寝かしつけに使用したり、プロジェクターの幅が広がるのでおすすめです。
天井投影対応のプロジェクターについては、以下の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3. 屋外でも使いやすくなる
持ち運び可能なプロジェクターを屋外で使用する際は、「投影する角度」が大きな問題になります。投影できる場所が限られているため、最適な位置にプロジェクターを設置できなければ、快適に視聴できないためです。
一方で、プロジェクターに三脚を取り付ければ投影が自由になり、屋外でも使いやすくなります。屋外でもプロジェクターを使用する可能性のある方は、やはり三脚が必須です。
プロジェクターの三脚選びのポイント
続いて、プロジェクターの使用する三脚選びのポイントをご紹介します。ここでご紹介する3つのポイントを押さえて、プロジェクターに合った三脚を購入しましょう。
必要なサイズを考える
プロジェクターに使用できる三脚には、さまざまなサイズがあります。コンパクトで持ち運びもできる三脚や、高さを調整できる三脚など、プロジェクターの利用シーンから必要なサイズを考えましょう。
たとえば、映画やドラマなどを自宅で楽しむのがメインの方は、サイズの小さい三脚ならインテリアの邪魔にならずおすすめです。天井投影を考えるなら、やはりサイズの小さな三脚が良いでしょう。
一方で、100インチ以上の大画面で視聴したい方は、プロジェクターの投影距離を長めに取る必要があるため、高さを調節できる三脚がおすすめです。
可動域をチェックする
次に、三脚の「可動域」をチェックしましょう。三脚の可動域は製品ごとに大きく異なるため、製品によっては狙った角度でプロジェクターを投影できない可能性があります。
基本的には、縦・横180度回転する雲台の付いた三脚を購入するのがおすすめです。可動域が広い三脚を使用すれば、壁はもちろん天井にも投影できます。また、可動域の広い三脚なら、プロジェクターを次のようにも使用できます。
耐荷重をチェックする
最後に、三脚の耐荷重(耐えられる重さの上限)をチェックしましょう。実は、三脚の耐荷重はあまり高くないため、使用するプロジェクターによっては、三脚がその重さに耐えられない可能性があります。
楽天やAmazonで販売している三脚の場合、商品ページに耐荷重が記載されていないことも多いので、販売元にしっかりと確認を取ってから購入しましょう。
三脚付属のおすすめプロジェクター3選
それでは最後に、三脚が付属しているおすすめプロジェクター3選をご紹介します。それぞれの特徴・メリットを整理するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. カベーニ
製品価格:39,800円
KABĒNI(カベーニ)はiPhone16と同等サイズであり、重量はわずか220gのプロジェクターです。
<カベーニとiPhoneのサイズ比較>
カベーニ |
iPhone 16 |
iPhone 16 Pro MAx |
|
サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
0.83cm×7.2cm×14.8cm |
0.78cm×7.8cm×16.3cm |
重量 |
220g |
170g |
227g |
自宅での使用はもちろん、スマホのように持ち歩けるため外出先でも投影できる便利な製品となっています。
また、コンパクトな三脚が付属しているので、自宅に届いてすぐ天井投影を楽しむことも、外出先で使用することもできます。
また、最大150分稼働するバッテリーと、32GBの内蔵ストレージが搭載されているので、自宅の至るところに投影できるのも大きなメリット。
2. カベーニプロ
製品価格:49,800円
KABĒNI PRO(カベーニプロ)はカベーニの上位製品であり、明るさはカベーニの4倍(4000ルーメン)あるパワフルなプロジェクターです。
カベーニよりも鮮明な映像を投影できるので、映画にアニメ、ゲームまで大迫力な画面で楽しむことができます。もちろん、三脚が付属しているので投影角度を自由に調整できるのがメリットです。
全体的なサイズはカベーニよりも大きくなりますが、重量はわずか465gとペットボトル1本分以下。そのため、カベーニプロも自宅だけでなく外出先に持ち運んで楽しめる小型プロジェクターの1つです。
さらに、32GBのストレージ(※)を搭載しているため、Wi-Fi環境で映像コンテンツをダウンロードしておき、オフラインで投影することもできます。自宅にWi-Fiがない方は、無料Wi-Fiのあるカフェなどで映像コンテンツをダウンロードしてから自宅で投影すれば、データ通信料がかかりません。
ちなみに、カベーニシリーズはスマートフォンのテザリングにも対応しているので、Wi-Fiがない場所でも映画やドラマ、アニメなどの視聴・ダウンロードが可能です。
※2時間映画の場合は通常画質で1GBほど、高画質で5〜7GBほど消費します
3. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
KABĒNI PRO2(カベーニプロ2)は、カベーニシリーズのハイエンドモデルです。カベーニプロと同等の明るさ(4000ルーメン)があり、コントラスト比は10倍にアップしています。
他のカベーニシリーズと同じように、三脚が付属しているため自由な角度で、好きな映画やドラマなどを投影できます。
小型ながら本格的な映像を投影できるので、大迫力の映像も楽しめるプロジェクターです。また、オートフォーカス機能を搭載しているため、投影画面のピントが自動的に調整され、映画やドラマなどを快適に視聴できます。
本体重量は560gとペットボトル1本分の重さなので、どこにでも持ち運べるのは他のカベーニシリーズと同様です。三脚や各種ケーブルなど必要な付属品が同梱されており、さらに専用のキャリーケースも付属するので、周辺アイテムの追加購入なしで壁や天井、外出先などさまざまな投影スタイルで視聴できます。
まとめ
この記事では、プロジェクターの使用に三脚が欠かせない理由や、三脚選びのポイントをご紹介しました。三脚があるとさまざまな角度での投影が可能になるので、プロジェクターを購入する際は、三脚の購入も検討してみてください。
ただし、三脚は2,000〜6,000円のコストがかかるので、「三脚の購入費用を削減したい」という方は、今回ご紹介したカベーニシリーズのように三脚付属のプロジェクターをおすすめします。