家庭用のプロジェクターを購入するなら、まずはLEDプロジェクターを検討してみましょう。LEDプロジェクターは性能とコストのバランスに優れており、映画やアニメなどを気軽に大画面で楽しめる製品です。
そこでこの記事では、LEDプロジェクターのおすすめ5選をご紹介します。「映画やアニメをもっと大画面で楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
LEDプロジェクターのおすすめ5選
それでは早速、LEDプロジェクターのおすすめ5選をご紹介します。それぞれの特徴やメリットを整理していくので、自分に合ったLEDプロジェクターをぜひ選んでみてください。
1. カベーニ

製品価格:39,800円
カベーニ(KABĒNI)は、スマホとほぼ同じ形状・重量のLEDプロジェクターです。サイズ感はiPhone17 Pro Maxと同等であり、小型ながらパワフルな性能を備えています。
<カベーニとiPhone17 Pro Maxのサイズ比較>
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カベーニ |
iPhone17 Pro Max |
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サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
0.87cm×7.8cm×16.3cm |
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重量 |
220g |
233g |
明るさは1000ルーメン、暗い部屋で映画やアニメ などを視聴するには十分な性能です。コントラスト比は2000:1、同価格帯の製品の中では高い明暗比率で、メリハリのある映像を楽しむことができます。
2. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、カベーニの上位モデルにあたるLEDプロジェクターです。正方形・薄型形状であるためカベーニよりもサイズ感・重量は大きくなりますが、それでも持ち運び可能なサイズ。寝室でもどこでも映画やアニメなどを楽しめる製品となっています。
<カベーニとカベーニプロのサイズ比較>
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カベーニ |
カベーニプロ |
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サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
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重量 |
220g |
465g |
性能は大幅にパワーアップし、明るさは4000ルーメンとカベーニの4倍あります。より明るく鮮明な映像で映画やアニメなどを楽しみたい方は、カベーニプロがおすすめです。
3. カベーニプロ2

製品価格:79,800円
カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズの最上位モデルにあたるLEDプロジェクターです。明るさは4000ルーメン、5000:1のコントラスト比により、かなり鮮明でメリハリのある映像で映画やアニメなどを楽しむことができます。
カベーニシリーズなのでバッテリー搭載、モバイルバッテリーからの供給可能。さらに三脚が付属しているため、いつでもどこでも美しい映像を視聴できるのがカベーニプロ2の大きな特徴です。
さらに、最上位モデルとしてオートフォーカス機能を搭載しているため、投影距離や投影角度を変えても、ピントを自動で調節してくれます。映像体験を損ねないため、ワンランク上の製品を求めている方におすすめです。
4. Nebula Capsule 3 Laser

製品価格:119,990円
Nebula Capsule 3 Laserは、オーディオメーカーのAnkerから販売されているLEDプロジェクターです。円筒形デザインの製品であり、カベーニプロ2と同じようにフルHD(約200万画素)の映像を楽しむことができます。
三脚を使用した天井投影にも対応しているため、さまざまなシーンで映画やアニメなどを大画面で楽しめる製品となっています。
ただし、三脚は別売り(4,990円)であり、コントラスト比はカベーニプロ2の10分の1であるため、コストパフォーマンスの高さで比較すればカベーニプロ2がおすすめです。
5. Aladdin X2 Plus

製品価格:129,800円
Aladdin X2 Plusは、シーリングライトに設置するタイプのLEDプロジェクターです。高画質な映像を楽しめるだけでなく、高品質スピーカーによって本格的なホームシアター感を楽しむこともできます。
ただし、シーリングライトによって視聴場所が固定される点に注意してください。シーリングライトと壁の距離によっては、希望する画面サイズで視聴できない可能性もあります。
そのため、Aladdin X2 Plusを購入する場合はシーリングと壁の距離を事前に測り、希望の画面サイズで投影できるかどうかをチェックしましょう。また、シーリングに設置するタイプの製品であるため、天井投影には対応していません。
LEDプロジェクターとは?
LEDプロジェクターとは、光源(映像を投影するための光を作り出す部分)にLEDを使用しているプロジェクターのことです。
プロジェクターの主な光源は、水銀ランプ・LED・レーザーの3種類があります。水銀ランプは従来から広く使われてきた光源であり、高輝度で低コスト、しかしランプ寿命が短いというデメリットがあります。
レーザーは非常に高性能かつ寿命が長いため、ほぼメンテナンス不要で使用できる光源です。しかし価格が高いため、レーザー光源を搭載したプロジェクターを購入するには最低でも15万円ほどの予算が必要となります。
一方のLEDは性能とコストのバランスに優れており、家庭用プロジェクターでも幅広く採用されている光源です。家庭用プロジェクターを購入するのであれば、基本的にはLEDプロジェクターを選ぶのがおすすめとなります。
LEDプロジェクターを選ぶメリット
続いて、LEDプロジェクターを選ぶ4つのメリットをご紹介します。
明るく高画質
LEDプロジェクターの明るさは、レーザー光源を搭載したプロジェクターに比べると控えめです。しかし映画やアニメなどを暗い場所で投影するには十分な明るさであり、フルHDなど高画質な映像も楽しむことができます。
目が疲れにくい
LEDは紫外線をほとんど放出しない光源であり、フリッカー(光の明滅やゆらぎ)が起きにくいため目に比較的優しいと言われています。そんなLED光源を使用したプロジェクターは目が疲れにくいのもメリットのひとつです。
ちなみに、レーザー光源を搭載したプロジェクターは高性能ではあるものの、目に直接当たると悪影響を及ぼす危険性があります。
静音性が高い
LEDプロジェクターの多くは、製品内部の冷却ファンが静音設計となっています。そのため、動作時の騒音が比較的小さく、映画やアニメなどの視聴体験を損ねることがありません。
コスパが高い
LED光源は、従来の水銀ランプ光源に比べるとランプ寿命が大幅に伸びています。たとえば、カベーニのランプ寿命は30,000時間以上です。1日3時間使用すると、27年以上使用できる計算になります。
一方、水銀ランプのランプ寿命は5,000〜10,000時間ほどであり、カベーニの1/6〜1/3程度しかありません。このためLEDプロジェクターはコスパが高く、家庭用製品に幅広く取り入れられています。
まとめ
この記事では、LEDプロジェクターのおすすめ5選をご紹介しました。家庭にLEDプロジェクターが1台あれば、映画やアニメなどを迫力のある大画面で視聴できます。
運動会や結婚式などイベントをみんなで楽しく視聴したり、子供の寝かしつけで天井にアニメを投影したり、幅広い用途を持つ製品です。この機会に、気になったLEDプロジェクターをぜひ手に取ってみてください。
