「寝ながらホームシアターを楽しみたい」と考えている方は、天井投影に対応しているプロジェクターがおすすめです。さまざまな角度で投影できるため、寝ながらはもちろん、リビングの壁に投影するなど、幅広い用途を持ちます。
そこでこの記事では、天井投影で寝ながら見れるおすすめプロジェクターをご紹介します。プロジェクターを選ぶポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
天井投影で寝ながら見れるおすすめプロジェクター
それでは早速、天井投影で寝ながら見れるおすすめプロジェクターをご紹介します。それぞれの特徴やメリットを整理していくため、自分に合った製品をぜひ選んでみてください。
1. カベーニ

製品価格:39,800円
カベーニ(KABĒNI)は、スマホとほぼ同じ形状・重量のプロジェクターです。サイズ感はiPhone17 Pro Maxと同等であり、小型ながらパワフルな性能を備えています。
<カベーニとiPhone17 Pro Maxのサイズ比較>
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カベーニ |
iPhone17 Pro Max |
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サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
0.87cm×7.8cm×16.3cm |
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重量 |
220g |
233g |
明るさは1000ルーメン、暗い部屋で映画鑑賞するには十分な性能です。コントラスト比は2000:1、同価格帯の製品の中では高い明暗比率で、メリハリのある映像を楽しむことができます。
2. カベーニプロ

製品価格:49,800円
カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、カベーニの上位モデルにあたるプロジェクターです。正方形・薄型形状であるためカベーニよりもサイズ感・重量は大きくなりますが、それでも持ち運び可能なサイズ。寝室でもどこでも映画鑑賞を楽しめる製品となっています。
<カベーニとカベーニプロのサイズ比較>
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カベーニ |
カベーニプロ |
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サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
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重量 |
220g |
465g |
性能は大幅にパワーアップし、明るさは4000ルーメンとカベーニの4倍あります。より明るく鮮明な映像で映画やアニメなどを楽しみたい方は、カベーニプロがおすすめです。
3. カベーニプロ2

製品価格:79,800円
カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズの最上位モデルにあたるプロジェクターです。明るさは4000ルーメン、5000:1のコントラスト比により、かなり鮮明でメリハリのある映像で映画鑑賞を楽しむことができます。
カベーニシリーズなのでバッテリー搭載、モバイルバッテリーからの供給可能。さらに三脚が付属しているため、いつでもどこでも美しい映像を視聴できるのがカベーニプロ2の大きな特徴です。
さらに、最上位モデルとしてオートフォーカス機能を搭載しているため、投影距離や投影角度を変えても、ピントを自動で調節してくれます。映像体験を損ねないため、ワンランク上の製品を求めている方におすすめです。
4. Nebula Capsule 3 Laser

製品価格:119,990円
Nebula Capsule 3 Laserは、オーディオメーカーのAnkerから販売されているプロジェクターです。円筒形デザインの製品であり、カベーニプロ2と同じようにフルHD(約200万画素)の映像を楽しむことができます。
三脚を使用した天井投影にも対応しているため、寝ながらの映画鑑賞を大画面で楽しめる製品となっています。
ただし、三脚は別売り(4,990円)であり、コントラスト比はカベーニプロ2の10分の1であるため、コストパフォーマンスの高さで比較すればカベーニプロ2がおすすめです。
5. MoGo Pro3

製品価格:79,800円
MoGo 3 Proは、オートフォーカス・自動台形補正によって、投影画面の形状を素早く自動調整できるプロジェクターです。また、柔軟な角度調整により寝室でも映画鑑賞を楽しむことができます。
ただし、MoGo 3 Proが調整できる角度は最大130度なので、投影距離を取るのが難しい場合もあります。また、バッテリーを内蔵していないため、コンセント付近での使用を想定している製品であることに注意してください
天井投影で寝ながら見れるプロジェクターの選び方
ここでは、天井投影で寝ながら見れるプロジェクターの選び方をご紹介します。4つのポイントを押さえて、自分に合ったプロジェクターをぜひ選んでみてください。
プロジェクターの活用シーンを考える
まずは、プロジェクターの活用シーンを考えてみましょう。「天井投影で寝ながら見る」といっても、映画やアニメを見るのかヒーリング映像を流したいのか、あるいは夜に見ることが多いのか昼間に見ることが多いのか、活用シーンは人によって多種多様です。
そのため、最初にプロジェクターの活用シーンを考えることで、どのような製品が最適かをある程度絞ることができます。その上で、気になるプロジェクターをいくつかピックアップしてみましょう。
プロジェクターの調整角度を把握する
続いて、ピックアップしたプロジェクターの調整角度を把握しましょう。天井投影で寝ながら映画やアニメなどを見るためには、最適な角度で投影しなければいけません。
しかし、すべてのプロジェクターが投影角度を柔軟に調整できるわけではなく、製品によっては最適な角度で投影できないケースもあります。
たとえば、今回紹介しているMoGo Pro3は三脚不要で角度を調整できる製品ですが、投影角度が限られています。また、バッテリーを内蔵していないためコンセント付近でしか使用できず、これにより最適な角度で投影できない可能性もあります。
このように、プロジェクターの調整角度を把握しておくことで、自分(自宅)に合った製品を選びやすくなるでしょう。
プロジェクターごとの性能を比較する
続いて、プロジェクターの性能を比較していきます。主にチェックする性能は、明るさ(ルーメン)・明暗比率(コントランスト比)・画質の3つです。
- ルーメン:光源や投影画面の明るさを表す
- コントラスト比:映像のメリハリの高さを表す
- 解像度:映像の細かさや鮮明さを表す
それぞれの性能が高いほど、鮮明でメリハリのある映像を楽しむことができます。しかし性能が高いほど価格も高いため、性能とコストのバランスを見極めることが大切です。
「【プロジェクターの選び方】7つのポイントで最適な製品が選べる」では、プロジェクターの性能について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
付属品の内容をチェックしておく
最後に、プロジェクターごとの付属品をチェックしましょう。天井投影が可能な製品であっても、三脚は別売りになっているケースがあります。一方、カベーニシリーズのように三脚が付属している製品を選べば、その分のコストを抑えることができます。
まとめ
この記事では、天井投影で寝ながら見れるおすすめプロジェクターをご紹介しました。天井投影対応のプロジェクターがあれば、いつもの映画やアニメを大画面で、気軽に楽しめるようになります。この機会に、気になったプロジェクターをぜひ手に取ってみてください。
