「テレビ離れ」が続く中、需要を高めているのがモバイルプロジェクターです。VODアプリやYouTubeアプリが内蔵されている製品が多く、好きな動画を好きなときに、好きな場所に投影できる製品として人気を集めています。
この記事ではそんな、モバイルプロジェクターのおすすめ5選をご紹介します。小型・軽量・高コスパの製品を厳選したので、モバイルプロジェクター選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
モバイルプロジェクターのおすすめ5選
それでは早速、小型・軽量・高コスパのおすすめモバイルプロジェクターを5製品ご紹介します。
1. カベーニ
製品価格:39,800円
カベーニは、カベーニシリーズのエントリーモデルであり、価格・性能ともに一人暮らしにフィットするプロジェクターです。
たとえば同程度の性能を持つプロジェクターと比較すると価格が5,000円ほど安く、しかもサイズや重量は半分以下。iPhone16とほぼ同じサイズの本体に、プロジェクターとして必要な機能が全て揃っています。
また、カベーニシリーズは三脚やオーディオケーブルなど必要な付属品が整っているのも大きなメリットです。届いてすぐに天井投影も楽しめるので、ベッドに寝転がりながら映画やドラマ、アニメなどを楽しめます。
5000mAhのバッテリー内蔵しているので、コードレスなら最大2時間半の連続視聴が可能。モバイルバッテリーに接続すれば視聴時間をさらに伸ばすことができます。
キャンプなど屋外でのレジャー・イベントでも使用できるので、小型・軽量かつ非常にコスパの高い製品です。
2. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニの上位モデルであるカベーニプロ(カベーニプロ)は、カベーニよりも4倍明るく、最大150インチの超大画面で映画やドラマ、アニメなどを楽しめます(カベーニは最大130インチ)。
また、カベーニよりも輝度が高いので昼間でも遮光カーテンをひいて部屋を暗くすれば、ハッキリとした映像を投影できます。
もちろんバッテリー内蔵なので、部屋中どこでも投影でき、屋外でも快適に使用できます。スピーカーが内蔵されていますが、高性能なBluetoothスピーカーに接続すれば本格ホームシアターに早変わりします。
3. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2はカベーニシリーズのハイエンドモデルであり、カベーニよりも4倍明るく、バッテリー容量は約2倍あります(10500mAh)。フルHDによる高画質な映像を投影でき、NetflixやHulu、ディズニープラスなど主要なVODアプリに対応しているので、無数のコンテンツを楽しめるのが特徴です。
カベーニシリーズの中では比較的重く、重量は542gあります。それでも500mlペットボトル1本分の重さなので、お部屋はもちろん、屋外でも鮮明な映像を思う存分楽しめるのがカベーニプロ2です。
ちなみに、「フルHDのコードレスで最大3時間稼動するモバイルプロジェクター」の中では、日本最軽量となっています。付属の専用三脚を使用すれば届いたその時に天井投影を楽しめるため、追加コストがかからないのも嬉しいポイント。
カラーはシャンパンゴールド×ホワイト、ブラックの2色展開なので、インテリアに合わせてお選びいただけるのもカベーニプロ2の特徴です。
4. BenQ GV30
製品価格:69,800円
BenQ GV30はBluetoothスピーカーを搭載したモバイルプロジェクターであり、映像だけでなく音楽も楽しめる製品です。柔軟な角度調整により天井投影も可能なので、ベッドで寝転がりながら映像を楽しみたい方にもおすすめ。
ただし、カベーニシリーズに比べると重量が1kg以上重くてサイズも大きく、バッテリーを内蔵していないので、外への持ち運びや部屋間の持ち歩きには不向きです。
<カベーニ・カベーニプロ・カベーニプロ2とのサイズ比較>
カベーニ |
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
BenQ GV30 |
|
サイズ (厚さx幅x長さ) |
1.7cm×8.0cm×14.5cm |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
3.4cm×12.8cm×12.8cm |
12.0cm×18.5cm×19.6cm |
重量 |
220g |
465g |
542g |
1.6kg |
BenQ GV30は据え置きタイプのように使用するケースが多いため、モバイルプロジェクターに比べて利便性が少し落ちます。
5. Nebula Astro
製品価格:34,990円
Nebula Astroは球体型のデザインがおしゃれなモバイルプロジェクターです。重量はわずか380g、手のひらサイズなので持ち運びも可能。ただしカベーニに比べるとバッテリー容量が3250mAhと少ないため、屋外などコンセントを使用できない場所ではモバイルバッテリー必須です。
<カベーニとNebula Astroの比較>
カベーニ |
Nebula Astro |
|
価格(税込) |
39,800円 |
34,990円 |
サイズ |
1.7cm×8.0cm×14.5cm |
9.12cm×8.2cm×8.92cm |
本体重量 |
220g |
380g |
OS |
Android 11.0 |
Android 7.1 |
投影サイズ |
6〜130インチ |
30〜100インチ |
明るさ |
1000ルーメン |
100ANSIルーメン |
コントラスト比 |
2000:1 |
400:1 |
解像度 |
フルワイドVGA |
フルワイドVGA |
台形補正 |
上下自動±40° 左右手動±30° 四隅手動補正 |
上下自動 左右手動 |
バッテリー容量 |
5000mAh |
3250mAh |
また、リモコンの赤外線受光部が背面に付いているため、天井に向けるとリモコンが効きにくくなる点にも注意しましょう。
モバイルプロジェクターの基礎知識
続いて、モバイルプロジェクターの基礎知識をご紹介します。製品比較を行う際は、ぜひ参考にしてみてください。
「ルーメン」とは
ルーメンとは、モバイルプロジェクターの「明るさ」を表す単位です。ただし、ルーメン・ANSIルーメン・ISOルーメンといった異なる単位が存在し、それぞれ測定方法などが異なります。以下の記事ではモバイルプロジェクターのルーメンについて解説しているので、参考にしてみてください。
明るい部屋でも使えるのか
モバイルプロジェクターはある条件を満たした製品ならば、明るい部屋でも比較的鮮明な映像を楽しめます。以下の記事では、明るい部屋でも使えるモバイルプロジェクターの条件や、明るい部屋で映像を楽しむ工夫を紹介しているので、参考にしてみてください。
テレビの代わりになるのか
最近では、テレビ代わりのモバイルプロジェクターを持つ方も増えています。以下の記事ではモバイルプロジェクターとテレビのメリット・デメリットを整理し、テレビ代わりにおすすめの製品を紹介しているので、参考にしてみてください。
プロジェクター選びのポイント
モバイルプロジェクターを選ぶポイントは、目的や予算などによって異なります。まずはモバイルプロジェクターを使用する目的を明確にし、目的に合った製品を選ぶことが大切です。以下の記事では、プロジェクター選びのポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、モバイルプロジェクターのおすすめ5選をご紹介しました。いずれも小型かつ軽量で、コスパの高い製品なので、モバイルプロジェクター選びで迷っている方は、気になった製品をぜひお試しください。