小型プロジェクターがあれば画面を共有しながら話ができるため、会議や出張、商談時のプレゼンなどで重宝します。そんなときにおすすめなのが、性能も価格もちょうど良いモバイルタイプのプロジェクターです。
そこでこの記事では、ビジネス向けのおすすめ小型プロジェクターを3製品ご紹介します。持ち運びに便利なので、会社の会議室だけでなく、営業先でも使用しやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネス向けおすすめ小型プロジェクター3選
それでは早速、ビジネス向けのおすすめ小型プロジェクターを3製品をご紹介します。それぞれの特徴・メリットを整理するので、気になった製品をぜひ使ってみてください。
1. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニプロは4000ルーメンの明るさと2GBの内蔵メモリを搭載した、小型ながらパワフルなプロジェクターです。
重量はわずか465gとペットボトル1本分の重さ以下なので、持ち運びが容易です。ビジネスバッグにもすっぽり収まる本体サイズで邪魔になりません。
カベーニプロを含むカベーニシリーズはさまざまなシーンでの利用を想定し、専用三脚やオーディオケーブルなどの付属品が充実しています。そのため、あらゆるビジネスシーンで利用でき、営業先に持ち運んでプレゼン資料を投影することもできます。
また、32GBのストレージを搭載しているため、PowerPointファイルなどを本体に格納し、持ち歩くことが可能です。
2. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2はカベーニシリーズのハイエンドモデルです。小型ながらさらに美しい映像を投影でき、バッテリー容量は2倍以上となっています。
それでいて本体重量は542gとペットボトル1本分の重さなので、どこにでも持ち運べるのは他のカベーニシリーズと同様です。
最大投影サイズは180インチ(約4.4m×2.2m)であり、会議室の壁サイズに応じて画面サイズを調整できます。
三脚や各種ケーブルなど必要な付属品が同梱されており、さらに専用のキャリーケースも付属するので、周辺アイテムの追加購入なしで壁や天井、外出先などさまざまなスタイルで投影可能です。
3. Nebula Capsule 3
製品価格:119,990円
Nebula Capsule 3は円筒形のプロジェクターで、カベーニプロ2同様にフルHD(約200万画素)の解像度で投影できます。
ただしコントラスト比は「500:1」と、カベーニプロ2の10分の1なので、くっきりとした映像を求めるなら、カベーニプロ2がおすすめです。
ちなみにNebula Capsule 3は天井投影も可能ですが、公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要なのでプラス5,000円かかると考えましょう。
ビジネス向け小型プロジェクターの選び方
最後に、ビジネス向けの小型プロジェクターの選び方をご紹介します。同じ小型プロジェクターでも製品によって特徴が異なるので、ポイントを押さえ、ビジネスシーンでより使いやすい製品を選びましょう。
ビジネスバッグに入りやすい形状・サイズ
ビジネス向けに購入する小型プロジェクターの前提条件が、「ビジネスバッグに入りやすい形状・サイズ」です。性能に優れた製品であっても、社員のビジネスバッグに入らないようでは使い勝手が悪くなってしまいます。
今回ご紹介した3つの小型プロジェクターは、いずれもビジネスバッグに入りやすい形状・サイズです。
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
Nebula Capsule 3 |
|
サイズ (奥行x横幅x高さ) |
11.4cm×11.4cm×2.9cm |
12.8cm×12.8cm×3.4cm |
8.3cm×8.3cm×16.8cm ※円筒形 |
重量 |
465g |
542g |
850g |
カベーニプロとカベーニプロ2は暑さ3cm前後と薄く、手持ちバッグやバックパックなど、ビジネスバッグの形を問わず収めやすい形状・サイズとなっています。
一方、Nebula Capsule 3は円筒形なのでスリムですが、手持ちバッグでは収めにくい場合があります(バックパックは収めやすい)。
一日中持ち運んでも疲れない重量
営業で持ち運ぶことを考慮すると、疲れにくい重量であることも重要です。今回ご紹介した小型プロジェクターのうち、最軽量はカベーニプロの「465g」です。
これは同性能の小型プロジェクターで比較しても最軽量級なので、ビジネスシーンにおすすめの小型プロジェクターとなっています。
また、カベーニプロよりも性能が高いカベーニプロ2でも重量はわずか542gと、ペットボトル飲料1本ほどの重さしかありません。長く持ち運ぶことを考えると、軽量化された小型プロジェクターをおすすめします。
昼間でも見やすい明るさ・コントラスト比
ビジネスで小型プロジェクターを利用する際は、昼間であることが多いです。窓のある会議室では外光を遮断するのは難しいので、昼間でも比較的みやすい明るさ・コントラスト比を持つ小型プロジェクターを選びましょう。
では、今回ご紹介した3つの小型プロジェクターの明るさ(ルーメン)とコントラスト比を比較してみましょう。
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
Nebula Capsule 3 |
|
明るさ(ルーメン) |
4000ルーメン |
4000ルーメン |
200ANSIルーメン |
コントラスト比 |
500:1 |
5000:1 |
400:1 |
この中で明るさとコントラスト比が最も高いのは、カベーニプロ2です。実際にカベーニプロ2を会議室で投影した画像がこちらです。
ご覧のとおり、カベーニプロ2なら昼間の消灯した会議室でも、比較的鮮明に投影できます。
バッテリー&スピーカー内蔵
ビジネス用途で選ぶなら、バッテリーとスピーカーが内蔵しているかどうかも重要です。
今回ご紹介した小型プロジェクターはいずれもバッテリーとスピーカーが内蔵しています。プレゼン資料を投影するだけなら2時間以上持つので、フルに充電すれば数十分のプレゼンも余裕でこなせる容量です。
USBからファイルを直接開ける機能
ビジネス資料をUSBドライブに保存して持ち歩くことが多い方は、「USBからファイルを直接開ける機能」が搭載されているかどうかも重要です。
今回ご紹介した小型プロジェクターはいずれも、USBドライブ対応の製品となっています。USBドライブを差し込めばビジネス資料を直接開き、投影することができます。※プロジェクター本体に直接保存も可能
まとめ
この記事では、ビジネス向けのおすすめ小型プロジェクターを3製品ご紹介しました。小型プロジェクターなら5〜8万円ほどで購入可能です。
「数十万円もするようなハイエンド製品はいらない」という場合は、小型プロジェクターの購入をぜひご検討ください。