小型プロジェクター(モバイルプロジェクター)が一つあると、映画やドラマ、アニメなどの鑑賞が、一層充実したものになります。
持ち運びできる製品も多いので、外出先で映像コンテンツを楽しんだり、キャンプで映画鑑賞会を行ったり。さまざまなシーンで活躍するので、小型プロジェクターはおすすめの家電製品です。
そこでこの記事では、小型プロジェクターおすすめランキングをご紹介します。大型のホームプロジェクターと比べて価格も性能も手頃なので、ぜひ参考にしてみてください。
小型プロジェクターおすすめランキング
それでは早速、小型プロジェクターのおすすめランキングを紹介します。それぞれのメリット・特徴を見ていきましょう。
1. カベーニ
製品価格:39,800円
KABĒNI(カベーニ)はiPhone16と同等サイズの小型プロジェクターであり、重量はわずか220gなので、ほぼスマホとして持ち歩ける便利な製品です。
<カベーニとiPhoneのサイズ比較>
カベーニ |
iPhone 16 |
iPhone 16 Pro MAx |
|
サイズ |
1.8cm×8cm×14.5cm |
0.83cm×7.2cm×14.8cm |
0.78cm×7.8cm×16.3cm× |
重量 |
220g |
170g |
227g |
それでいて、同価格帯の製品と比べるとコントラスト比が高く、メリハリのある映像を楽しめるのが特徴となります。さらに最大150分稼働するバッテリーと、32GBの内蔵ストレージが搭載されています。
付属品は三脚、収納ケース、オーディオケーブルに加えて、USB-DCケーブルと充実しているため、モバイルバッテリーからの電力供給も可能です。
外出先でも長時間投影ができ、自宅だけでなくさまざまな場所に持ち運んで映画やドラマ、アニメを楽しみたい方におすすめです。
カベーニシリーズはいずれもアプリ内蔵なので、パソコンやスマホと接続しなくても映画やドラマ、アニメを楽しむことができます。
2. カベーニ プロ
製品価格:49,800円
カベーニプロは、4000ルーメンの明るさと2GBの内蔵メモリを搭載した、小型ながらパワフルな小型プロジェクターです。カベーニに比べると4倍明るいので、より鮮明な映像を楽しみたい方向けの製品となっています。
また、重量はわずか465gとペットボトル1本分の重さ以下なので、持ち運びにも便利で屋外でも使用できます。
カベーニプロを含むカベーニシリーズはさまざまなシーンでの利用を想定し、専用三脚やオーディオケーブルなどの付属品が充実しています。そのため、自宅に届いたその日から天井投影や屋外利用を楽しめるのが大きな特徴です。
さらに、32GBのストレージ※を搭載しているため、Wi-Fi環境で映像コンテンツをダウンロードしておき、オフラインで投影することもできます。自宅にWi-Fiがない方の場合は、無料Wi-Fiのあるカフェなどで映像コンテンツをダウンロードしてから自宅で投影すれば、データ通信料がかかりません。
ちなみに、カベーニシリーズはスマートフォンのテザリングにも対応しているので、Wi-Fiがない場所でも映画やドラマ、アニメなどの視聴・ダウンロードが可能です。
※2時間映画の場合は通常画質で1GBほど、高画質で5〜7GBほど消費します
3. カベーニ プロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2は、カベーニシリーズのハイエンドモデルです。カベーニプロと同等の明るさがあり、コントラスト比は10倍にアップしています。小型ながら本格的な映像を投影できるので、大迫力の映像も楽しめる小型プロジェクターです。
それでいて本体重量は542gとペットボトル1本分の重さなので、どこにでも持ち運べるのは他のカベーニシリーズと同様です。
三脚や各種ケーブルなど必要な付属品が同梱されており、さらに専用のキャリーケースも付属するので、周辺アイテムの追加購入なしで壁や天井、外出先などさまざまな投影スタイルで視聴できます。
4. BenQ GV30
製品価格:69,800円
BenQ GV30はBluetoothスピーカーを搭載した小型プロジェクターであり、映像だけでなく音楽も楽しめる製品です。柔軟な角度調整により天井投影も可能なので、ベッドで寝転がりながら映像を楽しみたい方にもおすすめ。
ただし、カベーニプロに比べると重量が1kg以上重く、サイズも大きいので持ち運びには向きません。
カベーニ
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カベーニプロ
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カベーニプロ2
|
BenQ GV30
|
|
サイズ
(厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm
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2.9cm×11.4cm×11.4cm
|
3.4cm×12.8cm×12.8cm
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12.0cm×18.5cm×19.6cm
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重量
|
220g
|
465g
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542g
|
1.6kg
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また、バッテリーを内蔵していないので、外への持ち運びや部屋間の持ち歩きには不向きです。
5. Nebula Astro
製品価格:34,990円
Nebula Astroは球体型のデザインがおしゃれな小型プロジェクターです。軽量かつ手のひらサイズなので持ち運びも可能。
ただし、カベーニに比べるとバッテリー容量が1000mAhほど少ないため、屋外などコンセントを使用できない場所ではモバイルバッテリー必須です。
<カベーニとNebula Astroの比較>
カベーニ |
Nebula Astro |
|
価格(税込) |
39,800円 |
34,990円 |
サイズ |
1.7cm×8.0cm×14.5cm |
9.12cm×8.2cm×8.92cm |
本体重量 |
220g |
380g |
OS |
Android 11.0 |
Android 7.1 |
投影サイズ |
6〜130インチ |
30〜100インチ |
明るさ |
1000ルーメン |
100ANSIルーメン |
コントラスト比 |
2000:1 |
400:1 |
解像度 |
フルワイドVGA |
フルワイドVGA |
台形補正 |
上下自動±40° 左右手動±30° 四隅手動補正 |
上下自動 左右手動 |
バッテリー容量 |
5000mAh |
3250m |
また、リモコンの赤外線受光部が背面に付いているため、天井に向けるとリモコンが効きにくくなる点にも注意しましょう。
6. Nebula Capsule 3
製品価格:69,990円
Nebula Capsule 3は円筒形の小型プロジェクターで、カベーニプロ2と同じようにフルHD(約200万画素)の映像を楽しめます。ただしコントラスト比は「400:1」と、カベーニプロ2の10分の1以下なので、くっきりとした映像で楽しみたいならカベーニプロ2がおすすめ。
公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要なので、天井投影を楽しむ場合はプラス5,000円と考えましょう。
7. ETOE D1 EVO
製品価格:18,999円
ETOE D1 EVOはシンプルな形状・デザインの小型プロジェクターです。製品サイズが比較的大きく、コード式の小型プロジェクターなので、屋外では使用できません。ただし、室内であれば十分なクオリティの映像を楽しむことができます。
<カベーニシリーズとサイズを比較>
カベーニ |
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
ETOE D1 EVO※ |
|
サイズ |
1.8cm×8cm×14.5cm |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
3.4cm×12.8cm×12.8cm |
15.2cm×10.0cm×17.2cm |
重量 |
220g |
465g |
542g |
1.0kg |
ただ、ETOE D1 EVOはバッテリーが非搭載なので、電源コードで常に接続する必要があります。
8. FunLogy HOME2
製品価格:14,800円
FunLogy HOME2は低価格帯のプロジェクターの中で人気の高い製品です。低価格ながら十分な輝度があり、エントリーモデルとしてもおすすめ。
天井投影などはできませんが、一般的な用途であれば十分なスペックを備えています。ただし、バッテリーを内蔵していないので、使用する場所はコンセントの近くに限定されるのが難点です。
また、アプリを内蔵していないため、映画などを投影するにはパソコンやスマホとの接続が必要です。
「スペックはそこそこに価格を重視したい」という方は、検討してみてください。
9. Adget Pocket Projector
製品価格:44,880円
Adget Pocket Projectorは円形・アウトドア向けのデザインが特徴的な小型プロジェクターです。性能はカベーニと同等ですが、重量は425gとやや重め。
アウトドアシーンに溶け込むデザインとなっているので、キャンプ好きの方におすすめの製品となっています。
10. dreamio EF-21
製品価格:108,900円
dreamio EF-21はエプソンが販売する、比較的コンパクトな小型プロジェクターです。フルHDの解像度を持ち、コントラスト比が高いので鮮明な映像を楽しめる機種として人気があります。
ただし、カベーニシリーズに比べるとサイズ・重量はアップするので、屋外への持ち歩きは難しいでしょう。
<カベーニシリーズとサイズを比較>
カベーニ |
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
dreamio EF-21 |
|
サイズ |
1.8cm×8cm×14.5cm |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
3.4cm×12.8cm×12.8cm |
19.1cm×19.7cm×11.1cm |
重量 |
220g |
465g |
542g |
2.3kg |
※
小型プロジェクターの選び方
最後に、小型プロジェクターの選び方をご紹介します。一口に小型プロジェクターといってもさまざまな種類があるので、自分に合った製品選びのために参考にしてみてください。
最適なサイズを考える
小型プロジェクターといえど、サイズ感はさまざま。今回ご紹介した小型プロジェクターの中でも、特に小型な製品は次のとおりです。
<製品名|厚さ×幅×長さ|重量>
- カベーニ|1.8cm×8cm×14.5cm |220g
- カベーニプロ|2.9cm×11.4cm×11.4cm |465g
- カベーニプロ2|3.4cm×12.8cm×12.8cm |542g
- Nebula Capsule 3|7.8cm×7.8cm×16.0cm|850g
- Adget Pocket Projector|13.0cm×13.0cm×4.2cm|425g
小型プロジェクターを選ぶ際は、まず自分にとって最適なサイズを考えましょう。上記5つの小型プロジェクターは、バッグに入れての持ち運びも可能なサイズ・重量です。
予算を決める
次に、小型プロジェクターの予算を決めましょう。小型プロジェクターの価格帯の目安は次のとおりです。
- 一定以上の性能を持つエントリーモデルなら「4万円以下」
- 性能が一段階アップした中堅モデルなら「7万円以下」
- 高性能なハイエンドモデルなら「10万円以下」
また、スピーカーやヘッドフォンなどの周辺機器を購入する予定があれば、トータルの予算を決めておきましょう。予算を決めたら、それに該当する製品をピックアップします。
以下の記事は小型プロジェクターの予算を決める参考になるので、合わせてご覧ください。
製品スペックを比較する
気になる小型プロジェクターをピックアップしたら、それぞれの製品スペックを比較しましょう。最終的には、デザインやインテリアとの相性なども含めて、自分の中で総合評価の高い製品を選んでみてください。
小型プロジェクターのスペック(性能)については、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、小型プロジェクターおすすめランキングをご紹介しました。今回ご紹介したカベーニシリーズなどは、TVerアプリにも対応しているので、小型プロジェクターをテレビ代わりに使うこともできます。
この機会にぜひ、自分に合った小型プロジェクターを選び、映画やドラマ、アニメなどの鑑賞を楽しんでください。