プロジェクター選びの欠かせないポイントといえば、「ルーメンを確認すること」です。プロジェクターごとにルーメン(明るさ)の値は異なるので、基本的には、ルーメン値の高い製品を選ぶことになります。
では、4000ルーメンあるプロジェクターはどれくらい明るいのでしょうか?気になっている方のために、実際の検証画像をご紹介します。記事の最後には、4000ルーメンのおすすめプロジェクターをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
プロジェクターの4000ルーメンはどれくらい明るいの
プロジェクターの4000ルーメンはどれくらい明るいのか?早速、検証画像をご紹介します。今回は3つのパターンで検証してみました。
※プロジェクターはKABĒNI PRO2(カベーニプロ2)を使用
暗い部屋・カーテンあり
昼間でもカーテンを閉めていれば、このように鮮明な映像を楽しむことができます。「部屋を暗くすれば1000ルーメン程度でもいいのでは?」と思うかもしれませんが、昼間はカーテンを閉めても多少の光が入り込むため、4000ルーメンのプロジェクターがやはりおすすめです。
暗い部屋・カーテンなし
プロジェクターの明るさが4000ルーメンもあれば、カーテンを閉めていない部屋でもくっきりとした映像を楽しむことができます。ただし、直射日光が直接当たるような壁への投影は、4000ルーメンのプロジェクターといえど画面が薄くなるので注意してください。
会議室・ブラインドあり
プロジェクターをビジネスシーンで利用する場合は、上記のように、比較的明るいところで投影することが多いでしょう。ブラインドを閉めても多少の光が入り込むため、4000ルーメン以上の明るさがほしいところです。
4000ルーメンのプロジェクターはこんな人におすすめ
4000ルーメンのプロジェクターはどのような人におすすめなのか?ここでは、4000ルーメンの明るさを必要とするシーンについてご紹介します。
昼間でも映画やドラマを楽しみたい
昼間でも映画やドラマ、アニメ、YouTube動画などを楽しみたい方は、4000ルーメンのプロジェクターがおすすめです。プロジェクターはそもそも「暗いところでの使用」を想定しています。
そのため、昼間でも鮮明な映像でプロジェクターを使用したい場合は、ルーメンの高いプロジェクターを選ぶ必要があります。また、昼間はカーテンを閉めても比較的明るいため、4000ルーメンは確保したいところです。
大画面の映像を楽しみたい
大画面の映像を楽しみたい方にも、4000ルーメンのプロジェクターをおすすめします。プロジェクターは投影距離によって画面サイズが変わります。投影距離が長いほど画面が大きくなり、プロジェクターによっては100インチ以上の大画面で楽しめます。
しかし、画面サイズを大きくしようと投影距離が長くすると、投影画面はその分、薄暗くなっていきます。したがって、プロジェクターを大画面で楽しみたい場合は、4000ルーメン以上の明るさを確保しなければいけません。
ビジネスシーンで利用したい
プロジェクターをビジネスシーンで利用したいと考えている方にも、4000ルーメンのプロジェクターをおすすめします。プレゼン用の資料を映像を投影するだけなら、1000ルーメンのプロジェクターでも問題はありません。
ただし、ビジネスシーンで利用する場合は、比較的明るい部屋で投影するケースが大半です。そのため、ある程度の明るさを確保しておくと、ビジネスシーンでも快適に利用できます。
ビジネスにおすすめのプロジェクターは、以下の記事でご紹介しているのでぜひご覧ください。
SwitchやPSなどをプレイしたい
SwitchやPSなどのゲームをプレイしたい方も、4000ルーメンのプロジェクターをおすすめします。
4000ルーメン以上の明るいプロジェクターなら、部屋をほのかに暗くするだけでゲームをプレイできるため、家族や友人など複数人で楽しみたい時にも適しています。
もちろん、一人でゲームをプレイするときも、4000ルーメン以上の明るいプロジェクターなら美しく迫力のある映像を楽しめるのでおすすめです。
4000ルーメンのおすすめプロジェクター2選
それでは最後に、4000ルーメンのおすすめプロジェクターを2つご紹介します。それぞれのおすすめポイントを解説するので、プロジェクター選びの参考にしてみてください。
1. カベーニプロ
製品価格:49,800円
KABĒNI PRO(カベーニプロ)は、4000ルーメンの明るさを持つパワフルなプロジェクターです。同価格帯のプロジェクターの中ではルーメンが高く、鮮明な映像を楽しめます。
本体サイズが小さく重量はわずか465gとペットボトル1本分以下。そのため、カベーニプロは自宅だけでなく外出先に持ち運んで楽しめるプロジェクターでもあります
さらに、32GBのストレージ(※)を搭載しているため、Wi-Fi環境で映像コンテンツをダウンロードしておき、オフラインで投影することもできます。自宅にWi-Fiがない方は、無料Wi-Fiのあるカフェなどで映像コンテンツをダウンロードしてから自宅で投影すれば、データ通信料がかかりません。
ちなみに、カベーニシリーズはスマートフォンのテザリングにも対応しているので、Wi-Fiがない場所でも映画やドラマ、アニメなどの視聴・ダウンロードが可能です。
※2時間映画の場合は通常画質で1GBほど、高画質で5〜7GBほど消費します
2. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
KABĒNI PRO2(カベーニプロ2)は、カベーニシリーズのハイエンドモデルです。カベーニプロと同等の明るさ(4000ルーメン)があり、コントラスト比は10倍にアップしています。
小型ながら本格的な映像を投影できるので、大迫力の映像も楽しめるプロジェクターです。また、オートフォーカス機能を搭載しているため、投影画面のピントが自動的に調整され、映画やドラマなどを快適に視聴できます。
本体重量は560gとペットボトル1本分の重さなので、どこにでも持ち運べるのは他のカベーニシリーズと同様です。三脚や各種ケーブルなど必要な付属品が同梱されており、さらに専用のキャリーケースも付属するので、周辺アイテムの追加購入なしで壁や天井、外出先などさまざまな投影スタイルで視聴できます。
まとめ
この記事では、4000ルーメンのプロジェクターの検証画像や、おすすめのプロジェクターをご紹介しました。
プロジェクターにおける「4000ルーメン」という明るさは、ハイエンドモデルに分類されるスペックです。そのため、大半のプロジェクターは製品価格が10万円以上になります。
ただし、今回ご紹介した「カベーニプロ」は49,800円、「カベーニプロ2」は79,800円と、10万円以下で高スペックなプロジェクターが手に入ります。プロジェクター選びの際は、4000ルーメンながら比較的リーズナブルなカベーニシリーズを検討してみてください。