ホワイトボードでも使える?ビジネス向けプロジェクター選びのポイント

ホワイトボードでも使える?ビジネス向けプロジェクター選びのポイント

ホワイトボードにも使えるプロジェクターがあれば、資料共有も簡単になり、会議がさらに捗ります。最近では「映像を映し出せるホワイトボード」もありますが、50万円以上する製品ばかりなので、コスト的になかなか手が出ませんよね。


そこでこの記事では、プロジェクターがホワイトボードでも使えるかどうかを画像と共に紹介し、ホワイトボードにも使えるおすすめのプロジェクターをご紹介します。「ビジネスにプロジェクターを取り入れたい」という方は、購入検討の際に役立ててみてください。

プロジェクターはホワイトボードでも使える?

それでは早速、プロジェクターをホワイトボードに投影した実際の画像をご紹介します。

実際に投影した検証画像①

こちらの画像は、会議室の窓のブラインドを閉めて暗い状態を作った上で、ホワイトボードにプロジェクターを投影したものです。


カベーニプロ2を使用)


昼間であっても、ブラインドやカーテンを閉めてある程度暗い状態を作れば、ホワイトボードにプロジェクターを投影することができます。暗い映像では反射が多少気になりますが、明るい映像であれば白い壁に投影しているのと同じように視聴できるため、ビジネスシーンでも十分に活用できますね。

実際に投影した検証画像②

こちらの画像はホワイトボードではなく、白い壁にプロジェクターを投影したときの画像です。

カベーニプロ2を使用)


すぐ隣に窓があり光が差し込んでいますが、投影面がある程度暗い状態なら、これくらいの明るさでも十分鮮明な映像で視聴できます。ホワイトボードのない会議室でも使用できるため、プロジェクターを客先に持っていく場合も安心です。

【結論】ホワイトボードでもしっかり投影できる

結論として、プロジェクターはホワイトボードでもしっかり投影できるので、ビジネスシーンで幅広く利用できます。ただし、ホワイトボードに投影するプロジェクターにはいくつか条件があります。次章ではその条件を紹介するので、引き続き参考にしてみてください。

ホワイトボードに投影するプロジェクター選びのポイント

それでは、ホワイトボードに投影するプロジェクター選びのポイント(条件)をご紹介します。ビジネスでの使いやすさを考慮しているので、ビジネス向けのプロジェクターを探している方は、ここで紹介するポイントを押さえて製品選びをしてみましょう。

モバイル型で持ち運びやすい製品がベター

プロジェクターをビジネスシーンで利用するなら、モバイル型で持ち運びやすい製品を選んでください。屋外の持ち運ぶことが少ない場合でも、モバイル型なら社内のあちこちで利用できます。


また、モバイル型の製品はバッテリーを内蔵しているため、資料を投影するくらいなら電力供給なしで数十分〜数時間は使用できます。コンセントがない場所でもプロジェクターを利用できるため、モバイル型の製品がおすすめです。

内蔵バッテリーの容量をしっかりチェック

 次に、モバイル型プロジェクターの内蔵バッテリーの容量をしっかりとチェックしておきましょう。「モバイル型だから大容量のバッテリーを内蔵している」とは限りません。


具体的には、最低でも4000mAhの容量を持っている製品を選びましょう。4000mAhは1時間50分の連続再生が可能な容量です。プレゼンなどで資料を投影するくらいなら十分な容量であり、電力供給なしでも使用できます。(もちろん念のためにモバイルバッテリーの持参を推奨します)。


高性能な製品でもバッテリー容量が少ないケースもあるため、しっかりと容量をチェックしてから購入する製品を選びましょう。

三脚付き製品なら投影角度を自由に変えられる

プロジェクターをビジネスシーンで利用する場合、「正面から投影できないケース」が多々あります。そこで、投影角度を自由に変えられるモバイル型の製品を購入するのがおすすめです。


三脚付きの製品なら届いてすぐに投影角度を調整でき、ビジネスシーンでも即戦力として利用できます。

明るさ・明暗比の高い製品で利用シーンを広げよう

プロジェクターの性能面としては、明るさ(ルーメン)と明暗比(コントラスト比)の高い製品を選びましょう。


ルーメンとはプロジェクターの明るさを示す数値であり、高いほど鮮明な映像を投影できます。コントラスト比は「最も明るい部分」と「最も暗い部分」の比率を表す数値であり、高いほどメリハリのある映像を投影できます。


ただし、性能が高すぎる製品は価格も高いため、性能とコストのバランスに注意しましょう。

ホワイトボードにも使えるおすすめビジネス向けプロジェクター

それでは最後に、ホワイトボードに使えるおすすめのビジネス向けプロジェクターを2製品ご紹介します。どちらもビジネス用途に十分な性能を備え、比較的手頃な価格で入手できる製品です。

1. カベーニプロ

製品価格:49,800円

カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、4000ルーメンの十分な明るさを備えたミドルレンジモデルの製品です。性能と価格のバランスがよく、同価格帯の製品の中では高い性能を備えています。


4000mAhの内蔵バッテリーに加えて、32GBのストレージも備えているため、カベーニプロに資料ファイルを入れて持ち運ぶことも可能(PowerPointやPDF、

Wordファイルを直接開けます)。営業先でプロジェクターを使用してすぐに提案が行えるため、ビジネス目的で購入する方も多い製品となっています。


また、カベーニプロはサイズ・重量がコンパクトなのも大きな特徴です。サイズは「2.9cm×11.4cm×11.4cm 」の薄型ボックス形状なので、ビジネスバッグにすっぽり収まります。重量は465gと軽く、持ち運びも苦になりません。画面縮小機能も搭載しているため、さまざまなホワイトボードに投影しやすい製品となっています。

2. カベーニプロ2

製品価格:79,800円

カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズにおけるハイエンド(最上位)モデルの製品です。カベーニプロのパワフルな性能はそのままに、コントラスト比が10倍にアップ。よりメリハリのある映像を投影できます。営業先で会社のイメージ動画などを紹介したい場合は、フルHDで投影できるカベーニプロ2がおすすめです。


サイズ・重量はカベーニプロとほぼ同等なので、ビジネスバッグにすっぽりと収まり、持ち運びにも便利です。また、バッテリー容量は10500mAhと非常に大容量なので、「モバイルバッテリーを忘れた!」とトラブルが起きても安心して利用できます。


さらに、カベーニプロ2はオートフォーカス機能を備えているため、投影画面のピントが自動調整されるのも大きな特徴です。ストレージ容量はカベーニプロと同じ32GBなので、資料ファイルをカベーニプロ2に入れて持ち運べるのもメリットのひとつです(PowerPointやPDF、Wordファイルを直接開けます)。

まとめ

本記事では、プロジェクターがホワイトボードでも使えるかどうかを画像と共に紹介し、ホワイトボードにも使えるおすすめのプロジェクターをご紹介しました。ホワイトボードに投影するプロジェクターはまずモバイル型を中心に探し、バッテリー容量や性能もしっかりとチェックした上で、ビジネスに適した製品を選びましょう。

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