夏の風物詩といえば花火。しかし、「花火は好きだけれど人混みは苦手」という方も多いのではないでしょうか。それならいっそ、室内で花火大会を開催するのはいかがでしょうか?
もちろん、実際に花火をするのではなく、プロジェクターで花火大会の風景を壁やスクリーンに投影して楽しむのです。本記事では、室内での花火観賞におすすめのプロジェクターをご紹介します。
また、プロジェクターで花火観賞を楽しむポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
花火観賞におすすめのプロジェクター5選
それではさっそく、花火観賞におすすめのプロジェクター5選をご紹介します。それぞれの特徴やメリットを整理するので、気になったプロジェクターで花火観賞をぜひ楽しんでください。
1. カベーニ
製品価格:39,800円
カベーニ(KABĒNI)は、小型・軽量かつスタイリッシュなスマホ型プロジェクターです。重量はわずか220gであり、iPhone16 Pro Maxとほぼ同程度。自宅での使用も持ち運びにも便利な商品となっています。
<カベーニとiPhone16 Pro Maxのサイズ比較>
カベーニ |
iPhone 16 Pro Max |
|
サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
0.78cm×7.8cm×16.3cm |
重量 |
220g |
227g |
1000ルーメンの明るさと2000:1のコントラスト比によって、暗い場所では鮮明な花火観賞を楽しむことができます。
\実際に花火を映しているところ/
価格は4万円以下と比較的リーズナブルでありながら、同価格帯の商品と比較してスペックの高いプロジェクターとなっています。花火観賞だけでなく、映画やドラマなどもぜひカベーニで楽しんでみてください。
2. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、カベーニの上位モデルにあたるプロジェクターです。明るさはカベーニの4倍(4000ルーメン)もあるため、より鮮明な映像で花火観賞を楽しみたい方にはカベーニプロがおすすめ。
同価格帯のプロジェクターの中ではルーメンが高く、花火観賞だけでなく映画やドラマ、ゲームを楽しみたい方にもおすすめできます(※ FPSのような高速処理が必要なゲームには不向きです)。
重量は465gであり、カベーニよりも240gほど重いですが、それでもペットボトル1本分の重さしかありません。軽量かつモバイルバッテリーからの電力供給が可能なので、屋外で家族や仲間と花火観賞を楽しむこともできます(カベーニシリーズはすべて屋外対応)。
3. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズにおけるハイエンド(最上位)モデルのプロジェクターです。カベーニプロのパワフルな性能はそのままに、コントラスト比を大幅にアップし、さらに「オートフォーカス機能」によって快適性もアップしています。
また、カベーニプロ2は最大180インチ(408cm×218cm)での投影が可能です。壁一面に花火を投影して、大勢で花火観賞を楽しむこともできます。
さらに、カベーニプロ2はフルHD(約200万画素)で映像を楽しめるプロジェクターなので、花火観賞だけでなく映画やドラマなどを、大迫力の映像で視聴したい方にもおすすめです。
4. Nebula Capsule Laser 3
製品価格:119,900円
Nebula Capsule Laser 3は、フルHDの映像を楽しめるハイエンドタイプのプロジェクターです。円筒形デザインで、サイズは比較的コンパクト(950g)なので持ち運びもできます。
カベーニプロ2と同じようにオートフォーカス機能も搭載しているため、花火観賞を快適に楽しめる商品です。ただし、コントラスト比は500:1と、カベーニプロ2の10分の1程度なので、くっきりとした映像を楽しみたい方はカベーニプロ2がおすすめ。
また、Nebula Capsule Laser 3は天井投影も可能ですが、公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要となります。
5. Adget Pocket Projector
製品価格:44,880円
Adget Pocket Projectorは、アウトドア感のあるデザインが特徴的なプロジェクターです。性能はカベーニとほぼ同等ですが、重量は425gとカベーニよりもやや重く、価格は5,000円ほど高くなります。
三脚が付属しているため、屋外でも花火観賞がしやすいプロジェクターです。ただし、コントラスト比については公式サイトで明記されていないため、その点に注意してください。
プロジェクターで花火観賞を楽しむポイント
プロジェクターで花火観賞を楽しむにあたって、以下の4つのポイントを押さえて利用してみてください。
- 広くて白い壁に投影する
- 部屋の照明を十分に落とす
- 持ち運び可能な商品を選ぶ
- スピーカーを用意する
各ポイントを詳しく解説します。
広くて白い壁に投影する
プロジェクターで花火観賞を楽しむためには、広くて白い壁に投影するのが大切なポイントです。プロジェクターは色付き・柄付きの壁にも投影可能ですが、白い壁と比較すると映像の見え方が大きく変わります。
\色付き・柄付きの壁に投影/
\白い壁に投影/
白い壁の方がやはり明暗がはっきりとして、鮮明な映像で花火観賞を楽しむことができます。壁が色付き・柄付きの場合は、プロジェクタースクリーンを用意するか、真っ白なシーツを壁にセッティングするのもおすすめです。
部屋の照明を十分に落とす
プロジェクターは、部屋が暗いほど鮮明な映像を楽しむことができます。そのため、部屋の照明は十分に落としてから花火観賞をしましょう。
「部屋が真っ暗だと花火観賞以外に何もできない」と思うかもしれませんが、プロジェクターの光によって周囲が比較的明るくなります。テーブルの上にある食事やドリンクが見える程度には明るくなるので、部屋の照明を落としても花火観賞を楽しめるので安心してください。
持ち運び可能な商品を選ぶ
プロジェクターを屋外で使用しない場合でも、持ち運び可能な商品を選ぶことをおすすめします。なぜなら、持ち運び可能な商品は室内のさまざまな場所でセッティングでき、好きな場所で花火観賞を楽しめるからです。
たとえば、プロジェクターを天井に投影して寝転がりながら花火観賞を楽しみたい場合は、持ち運び可能かつ天井投影に対応している商品を選ぶ必要があります(本記事で紹介している商品はすべて持ち運び可能かつ天井投影対応)。
据え置きタイプのプロジェクターよりも利便性が高いので、プロジェクターを買うときはぜひ持ち運び可能な商品を選んでみてください。
スピーカーを用意する
花火観賞を最大限楽しむためには、映像だけでなく音の質も重要です。そこで、スピーカーを用意してプロジェクターに接続し、迫力ある音で花火観賞を楽しみましょう。
最近では1万円以下で買える2.1chモデルのスピーカーも多いため、比較的低コストで音響を整えられます。プロジェクターを購入するときは、スピーカーも予算に含めて検討するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、室内での花火観賞におすすめのプロジェクターと、プロジェクターで花火観賞を楽しむポイントをご紹介しました。
プロジェクターを購入するなら、花火観賞だけでなく映画やドラマ、ゲームなども楽しめる商品がいいですよね。本記事で紹介したプロジェクターは、いずれもさまざまなシーンで楽しめる商品なので、プロジェクター購入の際の参考にしてみてください。