プロジェクターが一台あれば、80インチの大画面で映画やドラマ、アニメなどを楽しむことができます。ちなみに、80インチのテレビ(実際には85型が主流)のl価格は20〜40万円ほど。プロジェクターなら、その5分の1〜10分の1ほどの価格で購入できます。
この記事では、80インチの投影も可能なおすすめプロジェクターをご紹介するので、大画面で映像を楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
80インチの映像を楽しめるプロジェクター5選
それでは早速、80インチの映像を楽しめるプロジェクター5選をご紹介します。それぞれの特徴やメリットを整理していくので、製品選びの参考にしてみてください。
1. カベーニ
製品価格:39,800円
カベーニ(KABĒNI)は、80インチの映像を楽しめるプロジェクターの中でも、価格と性能のバランスが取れた製品です。明るさは1000ルーメン、コントラスト比は2000:1と、暗い場所なら鮮明かつメリハリのある映像を楽しむことができます。
また、サイズはiPhone 16 Pro Maxと同程度、重量はわずか220gと、持ち運びやすいサイズ感もポイント。内蔵バッテリーを搭載しているため、屋外でも80インチの映像を楽しむことができます。
<カベーニとiPhone16 Pro Maxのサイズ比較>
カベーニ |
iPhone 16 Pro Max |
|
サイズ (厚さ×幅×長さ) |
1.8cm×8cm×14.5cm |
0.83cm×7.8cm×16.3cm |
重量 |
220g |
227g |
カベーニはNetflixやAmazonプライム・ビデオ、Hulu・U-NEXT・ABEMA・Tverなどのアプリに対応しているため、さまざまな映像コンテンツをすぐに楽しめるのもメリットのひとつ。「80インチの映像を気軽に楽しみたい」という方は、カベーニがおすすめです。
2. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、カベーニの上位モデルにあたる製品であり、明るさは4000ルーメンとカベーニの4倍にアップしており、80インチの映像をより鮮明な映像が楽しむことができます。
サイズはカベーニよりも一回り大きいですが、それでも重量はわずか465g。小さめのバッグにすっぽりと入るサイズ感なので、カベーニ同様に室内でも屋外でも80インチの映像を楽しめる製品となっています。
また、同価格帯の製品の中ではルーメンが高く、映画やドラマだけでなく、ゲームを楽しみたい方にもおすすめ。80インチの大画面なら、今までにないゲーム体験を楽しむことができます(FPSのような高速処理が必要なゲームには向いていません)。
3. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズの最上位モデルであり、カベーニプロのパワフルな性能はそのままに、コントラスト比が10倍にアップしています。さらに、フルHD画質により80インチの大画面でも高品質な映像を楽しめる製品です。
また、カベーニプロ2は他のハイエンド製品同様に「オートフォーカス機能」を搭載しています。投影時のピント調整を自動的に行ってくれるため、カベーニシリーズの中でも視聴の快適性が最も高い製品です。
もちろん、バッテリー内蔵&モバイルバッテリー使用可能なので、屋外でも80インチの大画面で映像を楽しむことができます。
4. Adget Pocket Projector
製品価格:44,880円
Adget Pocket Projectorは、円形・アウトドア向けのデザインが特徴的な、80インチの映像を楽しめるプロジェクターです。性能はカベーニと同等ですが、重量は425gとやや重め。価格は5,000円ほど高くなっています。
アウトドアシーンに溶け込むデザインとなっているので、キャンプ好きの方から人気がある製品です。ただし、Adget Pocket Projectorはコントラスト比(明暗の比率)が公式サイトで明記されていないのでその点に注意しましょう。環境によっては、80インチの大画面では映像にメリハリが出にくくなることもあるため、注意が必要です。
5. MoGO 3 Pro
製品価格:79,800円
XGIMI MoGo 3 Proは、オートフォーカス・自動台形補正によって、投影画面の形状を素早く自動調整できるプロジェクターです。80インチの映像を楽しむことができ、角度を変えて投影することの多い方にとっては、利便性が高いと言えます。
XGIMI MoGo 3 Proは三脚いらずで天井投影も可能ですが、調整できる角度は最大130度なので、投影距離を取るのが難しい場合があります。また、バッテリーを内蔵していないためコンセント付近での使用を想定している製品です。そのため、持ち運ぶことが少なく、自宅の特定の場所で使用する場合におすすめの製品となります。
80インチプロジェクターを選ぶポイント
ここでは、80インチの映像を楽しめるプロジェクターを選ぶポイントをご紹介します。製品選びで後悔しないためにも、ここでご紹介するポイントを押さえて、自分に合った製品を選んでみてください。
80インチ以上の投影に対応している
プロジェクターで80インチの映像を楽しむためには、「80インチ以上」の投影に対応している必要があります。
プロジェクターを80インチで投影するためには、壁から2.5mほど離す必要があります。この際、懐中電灯の光を壁に当てて、近づけると光が強まり、離れると光が弱まるように、壁との投影距離が長いほどプロジェクターの投影面は薄くなってしまいます。
そのため、80インチ以上の投影に対応している製品でないと、80インチの映像を快適に楽しむことはできません。
他製品と比べて明るさ(ルーメン)が強い
プロジェクターの映像の鮮明さを決めるのが「明るさ」です。製品スペックでは「ルーメン」や「ANSIルーメン」といった単位で表されています。80インチの映像を快適に楽しむためには、他製品と比べて明るさ(ルーメン)の強い製品を選びましょう。
他製品と比べて明るさが強い製品を選ぶことで、より鮮明な映像を楽しむことができます。
持ち運び可能なモバイルプロジェクター
カベーニシリーズをはじめ、持ち運び可能なモバイルプロジェクターは部屋中どこでも投影できるのが大きなメリットです。屋外で使用することはなくても、モバイルプロジェクターなら自由な投影が可能なので、80インチの映像を楽しむ上でおすすめの製品となっています。
持ち運びできない(コンセント接続が常時必要な)製品の場合、投影場所が限られてしまうのがネックです。これにより、80インチの映像で投影できなくなる可能性もあるため、基本的には持ち運び可能なモバイルプロジェクターから気になる製品を選びましょう。
まとめ
この記事では、80インチの投影も可能なおすすめプロジェクターをご紹介しました。80インチの映像は非日常感を楽しむことができ、映像の没入感を高めてくれます。いつもの映画やドラマ、アニメなどの鑑賞を「もっと楽しい時間にしたい」と考えている方は、80インチの映像を楽しめるプロジェクターをぜひ検討してみてください。