120インチは横約2.6m・縦約1.5mの非常に大きな画面サイズであり、120型TVを購入する場合は100万円以上かかります。そんな大画面を数万円で楽しめるのが120インチ対応のプロジェクターです。
この記事では、120インチ対応のおすすめプロジェクター5選と、120インチプロジェクターの選び方をご紹介します。いつもの映画やドラマを迫力ある大画面で楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
120インチの映像を楽しめるプロジェクター5選
それでは早速、120インチの映像を楽しめるプロジェクター5選をご紹介します。それぞれの特徴やメリットを整理していくので、製品選びの参考にしてみてください。
1. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、カベーニの上位モデルにあたる製品であり、明るさは4000ルーメンとカベーニの4倍にアップしており、120インチの映像をより鮮明な映像を楽しむことができます。
サイズはカベーニよりも一回り大きいですが、それでも重量はわずか465g。小さめのバッグにすっぽりと入るサイズ感なので、カベーニ同様に室内でも屋外でも120インチの映像を楽しめる製品となっています。
また、同価格帯の製品の中ではルーメンが高く、映画やドラマだけでなく、ゲームを楽しみたい方にもおすすめ。120インチの大画面なら、今までにないゲーム体験を楽しむことができます(FPSのような高速処理が必要なゲームには向いていません)。
2. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズの最上位モデルであり、カベーニプロのパワフルな性能はそのままに、コントラスト比が10倍にアップしています。さらに、フルHD画質により120インチの大画面でも高品質な映像を楽しめる製品です。
また、カベーニプロ2は他のハイエンド製品同様に「オートフォーカス機能」を搭載しています。投影時のピント調整を自動的に行ってくれるため、カベーニシリーズの中でも視聴の快適性が最も高い製品です。
もちろん、バッテリー内蔵&モバイルバッテリー使用可能なので、屋外でも120インチの大画面で映像を楽しむことができます。
3. Halo+
製品価格:98,901円
Halo+は、700ISOルーメンの明るさを誇るハイエンドなプロジェクターです。120インチの映像を楽しむことができ、バッテリーを内蔵しているため屋外でも使用できる製品となっています。
重量は約3.6kgあるので、カベーニシリーズと比較すると3kg以上重くサイズも大きいため、小型のプロジェクターが欲しいという方はじっくり検討してください。
<カベーニプロ2とHalo+のサイズ比較>
カベーニプロ2 |
Halo+ |
|
サイズ (厚さ×幅×長さ) |
3.4cm×13.2cm×13.2cm |
31.7cm×24.2cm×24.0cm |
重量 |
560g |
3.63kg |
また、公式サイトでコントラスト比が公表されていない点にも注意が必要です。
4. Aladdin X2 Plus
製品価格:129,000円
Aladdin X2 Plusは天井設置型のプロジェクターであり、迫力のある映像・音を楽しめるハイエンド製品です。持ち運びはできませんが、自宅に本格的なプロジェクターを導入したい方におすすめ。
ただし、Aladdin X2 Plusはシーリングに設置するタイプであるため、シーリングの位置によっては120インチの大画面を楽しめない可能性があります。ちなみに120インチの画面を投影するためには、壁とシーリングの位置が2.09m離れている必要があります。
Aladdin X2 Plusを購入する場合は、シーリングと壁の距離を事前に測り、希望の画面サイズで投影できるかどうかをチェックしましょう。
また、シーリングに設置するタイプの製品であるため、天井投影には対応していません。
5. Nebula Capsule 3 Laser
製品価格:119,990円
Nebula Capsule 3 Laserは円筒形のプロジェクターであり、カベーニプロ2と同じように、フルHD(約200万画素)の映像を楽しめる製品です。ただしコントラスト比は「500:1」と、カベーニプロ2の10分の1なので、くっきりとした映像で楽しみたいならカベーニプロ2をおすすめします。
また、Nebula Capsule 3 Laserを柔軟な角度で調整するためには、公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要なのでプラス5,000円かかると考えましょう。
120インチプロジェクターを選ぶポイント
ここでは、120インチの映像を楽しめるプロジェクターを選ぶポイントをご紹介します。製品選びで後悔しないためにも、ここでご紹介するポイントを押さえて、自分に合った製品を選んでみてください。
120インチ以上の投影に対応している
プロジェクターで120インチの映像を楽しむためには、「120インチ以上」の投影に対応している必要があります。
プロジェクターを120インチで投影するためには、壁から通常3.5〜4mほど離す必要があります。プロジェクターは壁との距離が遠いほど投影画面が薄く見えてしまうため、120インチ以上の投影に対応している製品でないと、120インチの映像を快適に楽しむことはできません。
120インチのサイズになると80インチや100インチと比べて画面が薄くなりやすいため、必ず120インチ以上の投影に対応している製品を選びましょう。
他製品と比べて明るさ(ルーメン)が強い
プロジェクターの映像の鮮明さを決めるのが「明るさ」です。製品スペックでは「ルーメン」や「ANSIルーメン」といった単位で表されています。120インチの映像を快適に楽しむためには、明るさ(ルーメン)の強い製品を選びましょう。
カベーニプロ2は同価格帯の製品の中で明るさが強く、コントラスト比も高いため、鮮明な映像を楽しむことができます。
持ち運び可能なモバイルプロジェクター
カベーニシリーズをはじめ、持ち運び可能なモバイルプロジェクターは部屋中どこでも投影できるのが大きなメリットです。屋外で使用することはなくても、モバイルプロジェクターなら自由な投影が可能なので、120インチの映像を楽しむ上でおすすめの製品となっています。
前述のように、120インチのサイズともあると壁から通常3.5〜4.0mほどプロジェクターを離す必要があります。モバイルプロジェクターならどこからでも投影可能なので、120インチに必要な投影距離を確保しやすいのが特徴です。
まとめ
この記事では、120インチ対応のおすすめプロジェクター5選と、120インチプロジェクターの選び方をご紹介しました。120インチ対応のプロジェクターがあれば、映像体験の質を格段に上げることができます。この機会に、120インチ対応のプロジェクターをぜひご検討ください。