【プロジェクターの選び方】7つのポイントで最適な製品が選べる

【プロジェクターの選び方】7つのポイントで最適な製品が選べる

プロジェクターが1台あれば、映画やドラマ、アニメなどお気に入りのコンテンツを大画面で楽しむことができます。


そんなプロジェクター選びで失敗しないためには、この記事でご紹介する「7つのポイント」を意識することが大切です。自分やお部屋に最適なプロジェクターを選ぶためにも、ぜひ参考にしてみてください。

選び方1. プロジェクターを使う目的と利用シーンを考える

1つめのポイントは「プロジェクターを使う目的と利用シーンを考える」です。


一口にプロジェクターといっても、さまざまな製品があります。小型・軽量で持ち運びもできるモバイル型や、映画館顔負けの映像を楽しめるハイエンド製品、1万円未満でも購入できる安価な製品など、実に多様です。


プロジェクター選びで失敗するリスクを少しでも低減するために、まずはプロジェクターを使う目的と利用シーンを考えましょう。


自宅メインなのか屋外でも使用したいのか、コンテンツを気軽に楽しみたいのか本格的なホームシアターを導入したいのか、目的と利用シーンを考えるだけで、選ぶべきプロジェクターがかなり絞られます。

選び方2. プロジェクターの投影画面サイズを決める

2つめのポイントは「プロジェクターの投影画面サイズを決める」です。


プロジェクターの投影画面サイズは壁の広さやスクリーンの大きさ、確保できる投影距離、製品のスペックによって変わります。壁に投影する場合はまず、壁の広さと確保できる投影距離を測定しましょう。


その上で、気になっている製品の投影画面サイズと投影距離を確認し、どれくらいの画面サイズで投影できるかをチェックしてみてください。「投影距離は短いけれど大画面で楽しみたい」という場合は、短い投影距離でも大きな画面サイズで投影できる短焦点タイプの製品を選ばなければいけません。


ここまで紹介したように、プロジェクターを使う目的と利用シーンを考え、プロジェクターの投影画面サイズを決めるだけで、選ぶべき製品はだいぶ絞られるはずです。

選び方3. プロジェクターの価格帯を決める

3つめのポイントは「プロジェクターの価格帯を決める」です。


選ぶべき製品をある程度絞ることができたら、支出可能な予算からプロジェクターの価格帯を決めましょう。一般的にプロジェクターの性能は価格に比例するので、高い製品を購入するほど性能は上がります。


ただし、プロジェクターを使う目的や利用シーンによっては、ハイエンド製品ではオーバースペックになる可能性があります。まずは、無理のない範囲でプロジェクターの価格帯を決めてみてください。


ちなみに、性能と価格のバランスが良いモバイルプロジェクターの価格帯は「4〜10万円ほど」です。価格帯を決めかねるという場合は、4〜10万円をひとまずの予算と定めるといいでしょう。

選び方4. 気になるプロジェクターをピックアップする

4つめのポイントは「気になるプロジェクターをピックアップする」です。


プロジェクターの価格帯が決まれば、次にプロジェクターのデザインや本体サイズ、重量などさまざまな要素を見ながら、気になるプロジェクターをピックアップしてみてください。


この時点では性能を比較するのではなく、「インテリアに馴染む」「デザインが可愛い」といった、感情的な部分でピックアップして問題ありません。プロジェクター本体の大きさやデザインが、自分のライフスタイルに合っているかどうかは、非常に重要です。


自分のライフスタイルに合わない製品を選んでしまうと、性能が高くてもストレスを感じるリスクがあるので注意してください。

選び方5. プロジェクターごとの性能を比較する

5つめのポイントは「プロジェクターごとの性能を比較する」です。


気になるプロジェクターをピックアップできたら、具体的な性能を比較していきましょう。主にチェックすべきポイントは、以下のとおりです。


比較項目

チェックするポイント

投影方式

鮮明に映るDLPタイプまたはLCOSタイプをのものを選ぶ

ルーメン

光源や投影画面の明るさを表す、明るいほど鮮明に映る

コントラスト比

比率が高いほど明暗がハッキリし、鮮明に映る

解像度

解像度が高いほど鮮明に映る

投影画面サイズ

自分が投影したい画面サイズに対応しているかどうか

自動台形補正の有無

台形補正を自動的に行ってくれるかどうか

内蔵バッテリーの容量

内蔵バッテリーの有無、またはその容量

内蔵ストレージの容量

内蔵ストレージの有無、またはその容量

対応しているアプリ

自分が利用したいアプリに対応しているかどうか


このようにプロジェクターごとの性能をしっかりと比較した上で、自分に合った製品をさらに絞り込みましょう。

選び方6. プロジェクターの口コミをチェックする

6つめのポイントは「プロジェクターの口コミをチェックする」です。


プロジェクターごとの性能を比較すれば、自分に合った製品はどれか、ある程度が判明します。ただし製品を購入し、使ってみないことには実際の性能をチェックできません。


そこで、プロジェクターの口コミをチェックしましょう。楽天市場やAmazonの口コミ、口コミサイトに投稿されている評判、SNS上の投稿などさまざまな情報を収集、比較しましょう。


口コミをチェックする際は、良い評判だけでなく悪い評判まで目を向けて、客観的な視点で情報を判断することが大切です。また、SNS上に投稿されている口コミはリアルな声が多いので、積極的にチェックしてみてください。プロジェクターの口コミならInstagramやTikTokで多数投稿されています。

選び方7. 総合点の高いプロジェクターを選ぶ

7つめのポイントは「総合点の高いプロジェクターを選ぶ」です。


ここまでの工程がすべて完了したら、最後に総合点の高いプロジェクターを選び、購入しましょう。


「プロジェクターを1つ選ぶだけでこんなに大変なのか」と思うかもしれませんが、今回ご紹介したプロジェクターの選び方は皆さんに、できる限り失敗するリスクを排除してもらうためのポイントです。


もちろん、「とにかくデザインが気に入った」という理由で、性能を気にせず購入するのもありです。ただしそうした場合は、「性能を無視してもデザインが気に入ったか」をよく考えてから購入しましょう。

まとめ

この記事では、プロジェクターの選び方を7つのポイントをご紹介しました。近年、プロジェクターはさまざまなデザイン・性能のものが登場しています。


最後にお手頃な価格帯で手に取りやすい、スマホ型モバイルプロジェクターの「KABĒNI(カベーニ)」をご紹介します。



カベーニはiPhone15とほぼ同等サイズ、重量はわずか220gなので、自宅メインで使用しても良いですし、屋外への持ち運びも可能です。バッテリー・ストレージ内蔵で、ダウンロードしたコンテンツを好きな場所に投影できるのも大きな魅力です。


専用三脚も付属しているので、届いてすぐに天井投影も可能です。プロジェクターを購入される際は、カベーニをぜひ検討リストに入れて、他の製品と比較してみてください。

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