ホームシアターを作りたいけれど、プロジェクター選びに悩んでいるという方は多いでしょう。
そこでこの記事では、ホームシアターにおすすめのプロジェクター10選をご紹介します。それぞれの特徴・メリットを整理するので、気になったプロジェクターをぜひ試してみてください。
ホームシアターとは?
ホームシアターは一般的に、「大画面ディスプレイに5.1ch以上のサラウンドシステムがある環境」を指します。しかしホームシアターに明確な定義はないので、自分に合った環境を整えることが大切です。
ホームシアター選びの基本
ホームシアター選びの基本は、目的に合った予算、機器で環境を整えることです。以下の記事では、ホームシアターの選び方についてそれぞれ解説しているので、参考にしてみてください。
気になる費用相場
ホームシアターは購入する機器や整える環境によって、費用が大きく変わります。以下の記事ではホームシアターの費用相場や、「5万円以下」で導入する方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
スピーカー配置で音響が変わる
ホームシアターはスピーカーの配置によって音響がかなり変化します。以下の記事では、おすすめのスピーカー配置や取り入れてほしい工夫について解説しているので、音の質を上げるためにも参考にしてみてください。
プロジェクタースクリーンは必要?
「ホームシアターにプロジェクタースクリーンは必要なのか?」と、気になっている方も多いと思います。以下の記事では、ホームシアタースクリーンの選び方や必要性、天井投影についてご紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
ホームシアターにおすすめのプロジェクター10選
それでは、ホームシアターにおすすめのプロジェクター10選をご紹介します。それぞれの特徴を整理していきましょう。
1. カベーニプロ
製品価格:49,800円
カベーニプロは4000ルーメンの明るさと2GBの内蔵メモリを搭載した、小型ながらパワフルなプロジェクターです。重量はわずか465gとペットボトル1本分の重さ以下なので、持ち運びにも便利で屋外でも使用できます。
カベーニプロを含むカベーニシリーズはさまざまなシーンでの利用を想定し、専用三脚やオーディオケーブル、などの付属品が充実しています。そのため、自宅に届いたその日から天井投影や屋外利用を楽しめるのが大きな特徴です。
また、32GBのストレージ※を搭載しているため、Wi-Fi環境で映像コンテンツをダウンロードしておき、オフラインで投影することもできます。自宅にWi-Fiがない方の場合は、無料Wi-Fiのあるカフェなどで映像コンテンツをダウンロードしてから自宅で投影すれば、データ通信料がかかりません。
ちなみに、カベーニシリーズはスマートフォンのテザリングにも対応しているので、Wi-Fiがない場所でも映画やドラマ、アニメなどの視聴・ダウンロードが可能です。
※2時間映画の場合は通常画質で1GBほど、高画質で5〜7GBほど消費します
2. カベーニプロ2
製品価格:79,800円
カベーニプロ2はカベーニシリーズのハイエンドモデルです。小型ながら本格的な映像を投影でき、バッテリー容量は2倍以上となっています。
それでいて本体重量は542gとペットボトル1本分の重さなので、どこにでも持ち運べるのは他のカベーニシリーズと同様です。
最大投影サイズは180インチ(43.984m×2.241m)であり、部屋の壁サイズによって大迫力の映像を楽しめます。
三脚や各種ケーブルなど必要な付属品が同梱されており、さらに専用のキャリーケースも付属するので、周辺アイテムの追加購入なしで壁や天井、外出先などさまざまな投影スタイルで視聴できます。
3. Aladdin X2 Plus
製品価格:129,000円
Aladdin X2 Plusは天井設置型のプロジェクターであり、迫力のある映像・音を楽しめるハイエンド製品です。持ち運びはできませんが、自宅に本格的なプロジェクターを導入したい方におすすめ。
ただし設置場所は「シーリングライトを接続できる場所」と決まっているので天井投影はできず、シーリングライトの位置によっては大画面で投影できない可能性があります。
4. dreamio EF-11
製品価格:88,000円
dreamio EF-11はエプソンが販売するコンパクトサイズのプロジェクターです。フルHDの解像度を持ち、コントラスト比が高いので比較的綺麗な映像を楽しめる機種として人気があります。
ただし、カベーニシリーズに比べるとサイズ・重量はアップするので、屋外への持ち歩きは難しいでしょう。
<カベーニプロ・カベーニプロ2とのサイズ比較>
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
dreamio EF-11 |
|
サイズ (厚さx幅x長さ) |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
3.4cm×12.8cm×12.8cm |
5.8cm×17.5cm×17.5cm |
重量 |
465g |
542g |
1.2kg |
5. JMGO N1 Ultra
製品価格:283,360円
JMGO N1 Ultraは、Android TVを搭載したハイエンド製品として人気のあるプロジェクターです。左右360度、上下135度回転できるため、壁から天井まで自由に投影できる点がポイントとなっています。
製品価格は高いですが、DYNAUDIOと共同開発したスピーカーが内蔵されているので、プロジェクター1台でも比較的綺麗な音響を楽しめるのがJMGO N1 Ultraのメリットです。
6. LG CineBeam Q
製品価格:152,820円
LG CineBeam Qは、4K解像度のプロジェクターの中でも比較的安価に購入できるプロジェクターです。シルバーを基調とした本体デザインが、さまざまなインテリアに馴染みやすいとして人気があります。
公式サイトのレビューでは「リモコンの感知が弱い」との声もあるので、購入を検討する際は、家電量販店等で実機を触ってみてから判断しましょう。
7. XGIMI MoGo 2 Pro
製品価格:80,200円
XGIMI MoGo 2 Proはオートフォーカス・自動台形補正によって、投影画面の形状を素早く自動調整できるプロジェクターです。角度を変えて投影することの多い人にとっては、利便性が高いと言えます。
専用スタンド(10,800円)を購入すれば天井投影も楽しめるので、さまざまな用途があるプロジェクターでもあります。
8. BenQ GV30
製品価格:69,800円
BenQ GV30はBluetoothスピーカーを搭載したプロジェクターであり、映像だけでなく音楽も楽しめる製品です。
柔軟な角度調整により天井投影も可能なので、ベッドで寝転がりながら映像を楽しみたい方にもおすすめ。
ただし、カベーニプロに比べると重量が1kg以上重く、サイズも大きいので外への持ち運びや部屋間の持ち歩きには不向きです。
<カベーニプロ・カベーニプロ2とのサイズ比較>
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
BenQ GV30 |
|
サイズ (厚さx幅x長さ) |
2.9cm×11.4cm×11.4cm |
3.4cm×12.8cm×12.8cm |
12.0cm×18.5cm×19.6cm |
重量 |
465g |
542g |
1.6kg |
9. Nebula Capsule 3 Laser
製品価格:119,990円
Nebula Capsule 3 Laserは円筒形のプロジェクターで、カベーニプロ2同様にフルHD(約200万画素)の映像を楽しめます。
ただしコントラスト比は「500:1」と、カベーニプロ2の10分の1なので、くっきりとした映像で楽しみたいならカベーニプロ2がおすすめです。
Nebula Capsule 3 Laserは天井投影も楽しめますが、公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要なのでプラス5,000円かかると考えましょう。
10. CASIO CX-E1-RD
製品価格:148,000円
CASIO CX-E1-RDは最大300インチという超大画面で投影できるプロジェクターです。
シンプルな形状で比較的軽量なので、自宅内であればどこでも投映できる製品となっています。ただし、300インチは4m×6.5mという大画面なので、投影できる機会はかなり限られます。
まとめ
この記事では、ホームシアターにおすすめのプロジェクター10選をご紹介しました。ホームシアターの予算や用途、環境に応じて気になったプロジェクターをぜひ手にとってみてください。