プールに海や川、キャンプなどレジャーシーズンの夏ですが、たまには涼しい部屋でゆっくりと映画鑑賞をするのもいいですね。
そこで本記事では、鑑賞後にノスタルジーや強い余韻に浸れるような、夏を感じるおすすめ映画を7つご紹介します。
1. リプリー
公開 |
1999年 |
上映時間 |
139分 |
配信サービス |
Netflix、U-NEXT、Hulu、Amazonプライム・ビデオ |
『リプリー』あらすじ
1950年代のニューヨーク、貧しい青年トム・リプリーは偶然の重なりにより、大富豪グリーン・リーフに「息子にディッキーを連れ戻して欲しい」と依頼を受ける。依頼遂行のためイタリアに向かったトムを待ち受けていたのは、思いもよらぬ運命の悪戯だった。
『リプリー』見どころ
原作は『イングリッシュ・ペイシェント(パトリシア・ハイスミス著)』であり、実はアラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』と同じです。
主人公のトムを演じる若き日のマッド・デイモンの演技が素晴らしく、ジュード・ロウやグウィネス・パルトロー、フィリップ・シーモア・ホフマンなどの名優が脇を固めています。
イタリアの美しい港町であるポジターノ(劇中はモンジベロという町名)で繰り広げられる人間ドラマは、鑑賞後に衝撃的な余韻を残してくれる夏の名作です。
2. サマーウォーズ
公開 |
2009年 |
上映時間 |
114分 |
配信サービス |
Hulu、Amazonプライム・ビデオ |
『サマーウォーズ』あらすじ
高校の物理部に所属する小磯 健二は、校内のアイドル的存在である篠原 夏希に「彼氏のふりをするバイト」と持ちかけられる。快諾した健二はさっそく夏希の実家に帰省し、彼氏のふりをする。時を同じくして、世界中の人々が利用するインターネット上のメタバースであるOZ(オズ)が、突如現れた謎の人工知能に乗っ取られてしまう。
『サマーウォーズ』見どころ
細田 守監督の出世作となった『時をかける少女』の3年後に公開され、人気・実力を確固たるものにしたのが『サマーウォーズ』です。
日本の夏を舞台にしているためどこかノスタルジーを感じながらも、現代的な題材が絶妙にマッチし、作品の魅力を底上げしています。
サイバーテロをテーマにした作品なので、親子で楽しみながら鑑賞し、鑑賞後にはインターネットやAIについての課題も投げかけてくれる良作です。
3. 君の名は。
制作年 |
2016年 |
上映時間 |
106分 |
配信サービス |
Netflix、U-NEXT、Hulu、Amazonプライム・ビデオ |
『君の名は。』あらすじ
東京の高校に通う立花 瀧は、ある朝目を覚ますと飛騨地方の田舎町であるいと森町に住む女子高生、宮水 三葉になっていた。逆に三葉は瀧として一日を過ごし、その日以来、二人の間でおかしな「入れ替わり」が始まる。次第に打ち解け、特別な感情を抱き始める二人だったが。
『君の名は。』見どころ
日本を代表するアニメ映画監督である、新海 誠監督の出世作。
「男女の入れ替わり」という普遍的な内容でありながら、そこに遠距離要素などを加えることにより、新感覚の恋愛ミステリーに仕上がっているのが本作の魅力です。
また、挿入歌であるRADWIMPSの楽曲も作品の一部として溶け込んでおり、アニメならではの表現によって世界的に人気を博しています。
4. となりのトトロ
制作年 |
1988年 |
上映時間 |
86分 |
配信サービス |
なし |
『となりのトトロ』あらすじ
昭和30年代の夏、小学6年生のサツキと4歳のメイは、父と三人でとある農村に引っ越す。三人が暮らし始めたのはお化け屋敷のような一軒家であった。冒険心の強いメイはある日、ドングリを持つ不思議な生き物を見つける。追いかけて行った先で起こった奇跡の出会いとは。
『となりのトトロ』見どころ
言わずと知れた、日本の夏を代表するアニメ映画作品です。スタジオジブリの長編アニメ映画の原点のひとつであり、今もなお世界中で愛されています。
昭和30年代の夏を舞台にした本作は、その時代を知らない人でもノスタルジーに浸れるため、「毎年夏になると観たくなる映画」の代表格でしょう。
トトロやネコバスは何度観ても愛らしく、一人で観てもワイワイ観ても癒される作品です。
5. ザ・ビーチ
制作年 |
2000年 |
上映時間 |
119分 |
配信サービス |
ディズニープラス、Amazonプライム・ビデオ |
『ザ・ビーチ』あらすじ
刺激を求め一人旅に出たリチャード。彼がタイ・バンコクで出会ったのは、外界から完全に遮断された伝説のビーチだった。楽園での生活を満喫するリチャードだったが次第に、コミュニティに不穏な空気が立ち込めていく。
『ザ・ビーチ』見どころ
タイタニックで一世を風靡したレオナルド・ディカプリオが、無数のオファーを蹴ってまで出演を熱望した異色のサスペンスです。
タイ・ピピレイ島のマヤベイの美しい海を舞台に、人間界から隔離された生活がどのように恐ろしい結果をもたらすかが如実に描かれています。
「幽霊やモンスターを題材にしたホラー映画は苦手だけれど、夏だからちょっと怖い映画を観たい」という人におすすめのサスペンス映画です。
6. アバター ウェイ・オブ・ウォーター
制作年 |
2022年 |
上映時間 |
193分 |
配信サービス |
ディズニープラス、Amazonプライム・ビデオ |
『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』あらすじ
人類とナヴィの戦いを描いた前作から十数年。元海兵隊員でナヴィ・オマティカヤ族の一員となったジェイクは、ネイティリとの間に生まれた3人の子供と、2人の養子と共に平和に暮らしていた。しかし、人類の再訪によりジェイクたちナヴィの平和が脅かされる。
『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』見どころ
『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』は物語の魅力だけでなく、映像の美しさでも群を抜いている作品です。
架空の惑星パンドラの海を舞台にしており、夏に観ると清涼感や爽快さを大いに味わえます。
もちろん作品自体の魅力も満載で、まるで水中にいるかのような没入感を味わえる映像・表現は必見です。
7. あの夏のルカ
制作年 |
2021年 |
上映時間 |
102分 |
配信サービス |
ディズニープラス |
『あの夏のルカ』あらすじ
1950年代の北イタリア、港町のポルトロッソの住民は、海に住む「シー・モンスター」を恐れていた。そんなシー・モンスターの少年ルカは人間の世界に対する好奇心を抑えきれず、同じくシー・モンスターの少年であるアルベルトと共に掟を破って人間界に足を踏み入れてしまう。
『あの夏のルカ』見どころ
北イタリアの古き良き漁村を舞台にした本作では、シー・モンスターと人間、異なる種の和解をテーマにしています。
姿形は映画違えど、未知なるものへの探究心や親から子への愛には種別を超えたものがあるという、メッセージ性の強いディスニーアニメ映画です。
本作で描かれた美しい漁村に心惹かれ、舞台となったイタリアのチンクエ・テッレを訪れる人も少なくありません。
まとめ
本記事では夏を感じるおすすめ映画を7作品ご紹介しました。一人で観るもよし、仲間や家族と観るもよし。「夏だからこそ面白い映画」を存分に楽しみましょう。
映画やドラマを大画面で楽しみたい方は...
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