スマホ対応プロジェクターはどれ?メリット・デメリットとおすすめを紹介

スマホ対応プロジェクターはどれ?メリット・デメリットとおすすめを紹介

スマホ対応のプロジェクターは、スマホで撮影した写真や映像を大画面で視聴できるおすすめの製品です。プロジェクターに内蔵されたアプリで動画配信サービスを視聴するだけでなく、スマホ内の画像・映像を大画面で映し出したい場合は、スマホ対応プロジェクターを選んでみてください。


そこでこの記事では、スマホ対応プロジェクターのおすすめ5選と、スマホ対応プロジェクターのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。スマホ対応プロジェクターが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

スマホ対応プロジェクターのメリット・デメリット

スマホ対応プロジェクターは手軽に使える一方で、使用環境や目的によってはデメリットもあります。ここでは、スマホ対応プロジェクターのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

スマホ対応プロジェクターメリット

スマホ対応プロジェクターを利用する最大のメリットは、スマホ内の画像・映像コンテンツを手軽に大画面で楽しめる点です。スマホで撮影した写真や動画、さらにはビデオ通話まですべてを大画面で共有し大勢で楽しむことができます。


特に、小型かつ軽量な製品を選べば、アウトドアや旅行先でもプロジェクターを活用してさまざまな画像や映像を共有できます。


最近では、ミラーリング機能や専用アプリを通じてスマホ画面をそのまま写せる製品も多く、プロジェクター初心者でも直感的に操作できるのもメリットと言えるでしょう。また、スマホをリモコン代わりに使える製品もあり、「スマホひとつで楽しめる」のが魅力です。


スマホ対応プロジェクターなら新しい映像体験がより身近になり、テレビやパソコンモニターにはない自由度の高さにハマる人が増えています。


※ スマホのミラーリング機能を使用して動画配信サービスを視聴することはできません

スマホ対応プロジェクターデメリット

スマホ対応プロジェクターはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。まずは、ワイヤレス接続はWi-Fi環境やBluetoothの安定性に左右されるため、使用環境によっては接続が不安定になり、途切れることもあります。また、映像にタイムラグが発生することもあり、使用にストレスを感じる方もいるでしょう。


こうしたデメリットを解消するためには、購入前に製品ごとの性能をしっかりとチェックし、ワイヤレスの接続性を把握することが大切です。また、製品ごとの評判・口コミもチェックし、ユーザーのリアルな声を参考に自分に合った製品を選びましょう。


さらに、安価な製品は解像度やルーメンといった性能が低いため、スマホ対応プロジェクターでも映像を快適に楽しめない可能性があります。次章からご紹介するスマホ対応プロジェクターは、いずれも性能・コストのバランスに優れた製品なので、ぜひ参考にしてみてください。

スマホ対応プロジェクターはどれ?おすすめ5選

それでは、スマホ対応プロジェクターのおすすめ5選をご紹介します。それぞれの特徴を整理していくので、自分に合った製品をぜひ選んでみてください。


1. カベーニ

製品価格:39,800円

カベーニ(KABĒNI)は、スマホ対応プロジェクターの中でも比較的小型・軽量な製品です。サイズはiPhone 16 Pro Maxと同程度、重量はわずか220gと、室内の使用だけでなく、屋外への持ち運びにも便利な製品となっています。


<カベーニとiPhone16 Pro Maxのサイズ比較>


カベーニ

iPhone 16 Pro Max

サイズ

(厚さ×幅×長さ)

1.8cm×8cm×14.5cm 

0.83cm×7.8cm×16.3cm

重量

220g

227g


また、同価格帯の製品の中では性能が高く、明るさは1000ルーメン、コントラスト比は2000:1と、暗い場所なら鮮明かつメリハリのある映像を楽しむことができる製品です。


NetflixやYouTubeといった動画配信サービスもプリインストールされているので、スマホの画像や動画だけでなく、映画やドラマも最大限に楽しめるのがカベーニの特徴です。

2. カベーニプロ

製品価格:49,800円

カベーニプロ(KABĒNI PRO)は、カベーニの上位モデルにあたる製品であり、明るさは4000ルーメンとカベーニの4倍にアップしています。より鮮明な映像が楽しめるため、ワンランクアップした製品が欲しいという方にはカベーニプロがおすすめ。


サイズ感はカベーニよりも一回り大きいですが、それでも重量はわずか465g。小さめのバッグにも収まるコンパクトなサイズなので、カベーニ同様に室内外問わず活用できます。


カベーニと同じく、NetflixやYouTubeといった動画配信サービスもプリインストールされているので、さまざまなコンテンツをすぐに楽しめます。スマホとの接続はミラーリングアプリの「EShare」を使用した簡単操作で行えるため、プロジェクター初心者にもおすすめです。

3. カベーニプロ2

製品価格:79,800円

カベーニプロ2(KABĒNI PRO2)は、カベーニシリーズの最上位モデルであり、カベーニプロのパワフルな性能はそのままに、コントラスト比が10倍アップしています。これにより、カベーニプロよりもメリハリのある映像を楽しめるのが、カベーニプロ2の大きなメリットです。


また、カベーニプロ2は他のハイエンド製品同様に「オートフォーカス機能」を搭載しています。投影時のピント調整を自動的に行ってくれるため、カベーニシリーズの中でも視聴の快適性が最も高い製品です。


同価格帯のスマホ対応プロジェクターの中では性能が高い製品なので、購入予算8万円以下で考えている方は、カベーニプロ2をぜひ使ってみてください。

4. Nebula Capsule 3

製品価格:69,990円

Nebula Capsule 3は円筒形の家庭用プロジェクターで、カベーニプロ2と同じようにフルHDの映像を楽しめる製品です。ただしコントラスト比は「400:1」と、カベーニプロ2の10分の1以下なので、くっきりとした映像で楽しみたいならカベーニプロ2がおすすめ。


ただし、さまざまな角度で投影するには公式のプロジェクタースタンド(4,990円)が必要なので、約5,000円の追加費用がかかると考えておきましょう(カベーニシリーズは三脚付属)。

5. BenQ GV50

製品価格:119,800円

BenQ GV50は、Bluetoothスピーカーを搭載した家庭用プロジェクターであり、映像だけでなく音楽も楽しめる製品です。柔軟な角度調整により、三脚不要でさまざまな投影角度を楽しむことができます。


スマホとの接続はAirPlayまたはGoogle Homeを使用して、ミラーリングが可能となっています。本体から簡単に操作できるため、10万円以上のスマホ対応プロジェクターを検討している方におすすめです。


ただし、カベーニプロ・カベーニプロ2に比べると重量が1kg以上重く、サイズも大きいので持ち運びには不向きです。また、バッテリーを内蔵していないので、外への持ち運びや部屋間の持ち歩きには向いていません。


<カベーニプロ・カベーニプロ2とのサイズ比較>


カベーニプロ

カベーニプロ2

BenQ GV50

サイズ

(厚さx幅x長さ)

2.9cm×11.4cm×11.4cm 

3.4cm×13.2cm×13.2cm 

13.0cm×21.1cm×19.1cm

重量

465g

560g

2.1kg


まとめ


この記事では、スマホ対応プロジェクターのおすすめ5選と、スマホ対応プロジェクターのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介しました。


スマホ対応プロジェクターは、スマホ内の写真や動画、ストリーミング映像を手軽に楽しめる、自由度の高い製品です。今回紹介した内容を参考に、使用目的や設置環境をしっかりと考えた上で、自分に合った製品をぜひ選んでみてください。

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