「自宅にホームシアターを作りたいけれど、何から始めたらいいかわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。
この記事ではそんな方に向けて、ホームシアターの基礎知識や必要なもの、始め方などをご紹介します。
ホームシアターにおすすめのプロジェクターもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ホームシアターとは?
そもそも「ホームシアター」とは何でしょうか?一般的には大画面再生が可能なディスプレイやスクリーンに、5.1ch以上のサラウンド再生環境があるものと考えられています。しかし、ホームシアターに明確な定義はありません。
たとえば、大画面ディスプレイやサラウンド再生環境がなくても、モバイルプロジェクターが1台あり、壁面を大型スクリーンにして投影すればホームシアターと呼ぶことができます。
ポイントは「どこまで本格的な環境を整えたいか?」であり、ホームシアターのあり方は十人十色と言っていいでしょう。そのため、ホームシアターを作って映像をどのように楽しみたいかを考えることが、まずは大切です。
ホームシアターに必要なもの
続いてホームシアターに必要なものをご紹介します。一般的にはプロジェクター、スピーカー、サブウーファー、スクリーンを準備して環境を整えます。
プロジェクター
プロジェクターは好きなコンテンツを投影するための機器です。最近では家庭向けのプロジェクター製品が非常に豊富で、1万円未満で購入できるものから数十万円するハイエンド製品まで、さまざまな製品が登場しています。
プロジェクター選びでは「用途に合わせた製品」を購入するのが何より大切です。スペックを追求すると製品価格も青天井なので、ホームシアターの目的に応じて、どの程度のスペックが最適かを考える必要があります。
スクリーン
プロジェクターは壁面に投影することもできますが、スクリーンがあると映像がより鮮明になり、迫力のある映像を楽しめます。
100インチ以上の大型スクリーンでも1〜2万円程度で購入できるため、予算に余裕があるときはスクリーンの購入も検討してみてましょう。
また、自立型のスクリーンだと自宅だけでなくキャンプなど外出先でも利用できるのでおすすめです。
スピーカー
スピーカーはプロジェクター以上に選択肢の多い設備なので、スピーカー選びや構成を迷ってしまう方は多いでしょう。
ホームシアター作りでは5つ以上のスピーカーを配置する「サラウンドシステム」を推奨するところも多いですが、2つのスピーカーを配置する「ステレオシステム」でも迫力のある音響を楽しめます。
必ずしもサラウンドシステムが必要ではないので、ホームシアターの目的や予算によってステレオシステムも検討してみてください。
サブウーファー
サブウーファーとは、通常のスピーカーでは出すことのできない低域(一般的に100Hz以下)の音を出すためのスピーカーです。低音の幅が広がることで、音にツヤが出たり、音の余韻を楽しめるようになります。
サラウンドシステムでもステレオシステムでも、サブウーファーがあるかないかで音の質は大きく変化します。より迫力のあるホームシアターを楽しみたい方は、サブウーファーの導入も検討してみてください。
必要に応じて準備するもの
ここまでご紹介したもの以外にも、必要に応じて準備すべきものがあります。
スピーカースタンド |
サラウンドシステムの場合はスピーカースタンドを使用してスピーカーの高さを変えることで、臨場感のある音を楽しめる。 |
防音マット |
スピーカーをテレビ台などに直接置く場合は、スピーカーの下に防音マットを敷くことで、振動が伝わるのを避けられる。 |
遮光カーテン |
遮光カーテンを引くと昼間でも部屋内を暗くでき、より鮮明な映像を楽しめる。 |
ラグマット |
防音性を高めるとともに、高音の反響を防いでくれるため音質が向上する。 |
こうしたアイテムも必要に応じて準備しておきましょう。
モバイルプロジェクターでホームシアターを始めよう
ホームシアターを始めるにあたって、おすすめしたいのが「モバイルプロジェクター」です。モバイルプロジェクターとは家庭向けプロジェクター製品の中でも、とくに小型の製品を指します。
なぜモバイルプロジェクターがおすすめなのか、まずはメリットをご紹介します。
モバイルプロジェクターのメリット
ホームシアター作りにおいてモバイルプロジェクターを取り入れるメリットは、以下のとおりです。
- 大型モニターを購入する必要がない
- 小型だから部屋中どこでも使える
- 持ち運びができて外出先でも使える
- 大型製品に比べて価格が安い
- アプリ内蔵ですぐに使えるものが多い
モバイルプロジェクターのサイズ・重量に明確な定義はありませんが、一般的には「片手で持てるサイズ」の製品を指しています。
映像技術の進歩により、モバイルプロジェクターでも明るく鮮明な映像を楽しめる製品があります。大型モニターを購入する必要がなく、大型製品に比べて安価なので、予算を圧迫しにくいのが大きなメリットです。
また、モバイルプロジェクターはバッテリー内蔵の製品も多いため、好きなところに投影できます。持ち運びにも便利なので、最近ではキャンプ場に持ち運んで夜に映画鑑賞を楽しむ方も少なくありません。
おすすめモバイルプロジェクター
おすすめのモバイルプロジェクターとしてご紹介したいのが、「カベーニ(カベーニ)」シリーズです。
カベーニシリーズはモバイルプロジェクターとして3つのモデルを展開しており、いずれも楽天市場で4.59以上の高評価を獲得しています(2024年8月時点)。
<スマホ型で持ち運びやすいカベーニ>
<明るさが4倍にアップしたカベーニプロ>
<シリーズ最高峰のカベーニプロ2>
カベーニシリーズのスペック比較
カベーニ |
カベーニプロ |
カベーニプロ2 |
|
価格(税込) |
39,800円 |
49,800円 |
79,800円 |
サイズ |
1.7cmx8cm×14.5cm |
11.4cm×11.4cm×2.9cm |
12.8cm×12.8cm×3.4cm |
本体重量 |
220g |
465g |
542g |
OS |
Android 11.0 |
Android 11 |
Android 9.0 |
投影サイズ |
6〜130インチ |
5〜150インチ |
3〜180インチ |
明るさ |
1000ルーメン |
4000ルーメン |
4000ルーメン |
コントラスト比 |
2000:1 |
500:1 |
5000:1 |
解像度 |
フルワイドVGA |
フルワイドVGA |
フルHD |
台形補正 |
上下自動±40° 左右手動±30° 四隅手動補正 |
上下自動±40° 左右手動±30° 四隅手動補正 |
上下自動±40° 左右手動±30° 四隅手動補正 |
バッテリー容量 |
5000mAh |
4000mAh |
10500mAh |
ホームシアター作りでは、「モバイルプロジェクターとステレオシステムのスピーカーがあれば十分」という方も少なくありません。
カベーニシリーズは持ち運びにも便利なので、好きな場所をシアター化したいという方は、ぜひお試しください。
まとめ
この記事ではホームシアターの基礎知識や必要なもの、始め方などをご紹介しました。ホームシアターといっても難しく考えたり、費用が高いと思ったりする必要はありません。
まずは目的を決め、それに必要な準備を整えられれば立派なホームシアターになります。ぜひカベーニシリーズで、あなたにとって最適なホームシアターを作ってみてください。