「ジョン・ウィック」シリーズの見る順番を解説！各作品のあらすじも紹介

元殺し屋の復讐劇を描く「ジョン・ウィック」シリーズ。斬新なアクションとテンポの良いストーリー展開によって人気を博し、主演を務めたキアヌ・リーブスにとって代表作となった映画です。

この記事では、そんな「ジョン・ウィック」シリーズの順番を解説し、各作品のあらすじと見どころをご紹介します。心優しき元殺し屋の男の、とんでもない復讐劇をぜひご覧ください。

「ジョン・ウィック」シリーズの見る順番はコレ！

「ジョン・ウィック」シリーズはこれまでに、計4作品とスピンオフ1作が公開されています。「ジョン・ウィック」シリーズの見る順番は、以下のとおりです。

「ジョン・ウィック」シリーズは計4作品で一応の完結を迎えているため、ライトに見れるシリーズ映画としておすすめです。

実は、1作目はほとんど注目されていない映画であり、主演のキアヌ・リーブスが自己資金を投じなければいけないほど、制作に困窮していました。しかし公開されるやいなや大ヒットを飛ばし、その後3作もの続編が制作されています。

シリーズ全体を通じて話がつながっているので、1作目の『ジョン・ウィック』から順番に見ていくのがおすすめです。

ちなみに、スピンオフ・ドラマとして制作された『ザ・コンチネンタル』は、「ジョン・ウィック」シリーズの主要キャラであるウィンストンとシャロンの若かりし頃を描いています。

それでは次章から、「ジョン・ウィック」シリーズ各作品のあらすじと見どころをご紹介します。

1. ジョン・ウィック

『ジョン・ウィック』のあらすじ

かつて裏社会にその名を轟かせ、「ブギーマン（闇の男）」の異名で恐れられた殺し屋、ジョン・ウィック。5年前に出会った最愛の女性ヘレンと平穏に暮らすため、裏社会から足を洗う。しかし、ヘレンは病に倒れ、命を落とす。生きる希望を失ったジョンだったが、ヘレンの葬儀の夜、一匹の子犬が届く。それは、残される夫を心配して、へレンが密かに手配した子犬だった。子犬の存在により、少しずつ希望を取り戻すジョンだったが、ギャングの若者に家を襲撃され、希望の象徴だった子犬を失う。大切なものを踏みにじられたジョンは、復讐のために裏社会へ戻ることを決意する。

『ジョン・ウィック』の見どころ

静かに荒ぶる男の復讐劇が始まる作品。ジョン・ウィックは失意の中で新たな希望を見出しますが、それすら踏みにじられるストーリーには心がえぐられる気持ちになります。しかし、そこからの復讐劇が圧巻。ギャングの若者一人に復讐をするためだけに、ギャング全体を的に回します。殴り殴られ、とにかくギャングを倒しまくるジョン・ウィック。爽快さすら感じる復讐劇をぜひご覧ください。

2. ジョン・ウィック: チャプター2

『ジョン・ウィック: チャプター2』のあらすじ

ギャングとの抗争を終えた5日後、ジョン・ウィックのもとにイタリア系犯罪組織カモッラの幹部サンティーノ・ダントニオが訪れる。ジョン・ウィックはかつて、裏社会から抜け出すためにサンティーノの助けを借りたことから、彼には借り（誓印）があった。サンティーノは、誓印を持ち出し、ある人を殺してほしいと申し出る。裏社会において誓印は絶対的な掟であり、破れば報いを受ける。しかし、ジョンはサンティーノの申し出を断る。そしてサンティーノは去り際に、ジョンが愛する人と過ごした家に火を放つ。家を失ったジョンは、サンティーノへの復讐に燃える。

『ジョン・ウィック: チャプター2』の見どころ

愛する人から贈られた子犬や愛車を失ったジョン・ウィックが、今度は愛する人と過ごした家を失います。再び復讐の世界に引き戻されるジョン。もちろん、1作目同様に行く先々で狙われ、その度に殺しまくります。前作よりもアクションに磨きがかかった作品です。

3. ジョン・ウィック: パラベラム

『ジョン・ウィック: パラベラム』のあらすじ

殺し屋御用達の宿、コンチネンタル・ホテルでの掟を破ったジョン・ウィック。これにより莫大な懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から狙われることになる。また、友人でありコンチネンタル・ホテルの支配人であるウィンストンも、ジョンを幇助したことで立場が危ぶまれる。ジョンは裏社会のボスである首長に会うため、モロッコに向かう。

『ジョン・ウィック: パラベラム』の見どころ

復讐に駆られた男が、今度は世界中の殺し屋から狙われる羽目に。ただ静かに暮らしたいと願っていたジョンですが、自体はどんどん悪化していきます。大切なものをどんどん失っていくジョン・ウィック、彼の復讐劇はどこで終着を迎えるのか？

4. ジョン・ウィック: コンセクエンス

『ジョン・ウィック: コンセクエンス』のあらすじ

友人の裏切りにより瀕死の重傷を負ったジョン・ウィック。彼を助けたのは、地下犯罪組織のボスであるバワリー・キングだった。時間をかけて準備を整えたジョンは、裏社会のボスである首長を殺害。これにより、主席連合の代表である12名の主席は、ジョンを殺すべく、主席の一人であるヴィンセント・ビセ・ド・グラモン侯爵に全権を与える。強引な方法でジョン殺しを進めるヴィンセント。彼に追われながらも、ジョンは最後に復讐に向けて突き進む。

『ジョン・ウィック: コンセクエンス』の見どころ

「ジョン・ウィック」シリーズの集大成であり、いったんの完結編となっています。「いったん」としている理由は、すでに『ジョン・ウィック5』の制作・公開が決定してるためです。『ジョン・ウィック5』がどのように描かれるかはまだ不明ですが、本作でジョン・ウィックの最期をぜひ見届けてください。

まとめ

この記事では、「ジョン・ウィック」シリーズの順番を解説し、各作品のあらすじと見どころをご紹介しました。世界中で熱狂的なファンを生み出した「ジョン・ウィック」シリーズは、キアヌ・リーブスの復活作でもあります。

ジョン・ウィックというキャラクターに対する熱意が強く、その熱意がスクリーンに現れるような作品です。この機会に、「ジョン・ウィック」シリーズをぜひご覧ください。