「バットマン」シリーズの見る順番を解説！おすすめ作品のあらすじも紹介

アメコミの歴史の中でも随一の人気を誇るバットマン。超人的なパワーこそありませんが、鍛え抜かれた肉体、優れた頭脳、最新鋭のガジェット、そしてお金持ちという4つの要素を活かして、ゴッサム・シティの平和のため日々戦っています。

この記事では、そんな「バットマン」シリーズの見る順番と、おすすめ作品のあらすじや見どころをご紹介します。この機会に、バットマンの魅力にぜひ触れてみてください。

「バットマン」シリーズの見る順番はコレ！

「バットマン」シリーズは関連作も含めて、これまで20作品が公開されています。ここでは、関連作とアニメ映画を除くバットマンが主演の映画を順番にご紹介します。

「バットマン」シリーズは全作関連型ではなく、主演ごとにシリーズ化されているのが特徴です。そのため、好きな俳優が演じているバットマン映画から見るのもいいでしょう。

次の章からは、「バットマン」シリーズで特におすすめの映画の、あらすじと見どころをご紹介します。

おすすめ1. ダークナイト

『ダークナイト』のあらすじ

素性不明、警察のデータベースにも存在しない男・ジョーカー。ゴッサム・シティを仕切るギャングたちを手玉に取り、バットマンをじわじわと追い詰めていく。ジョーカーの目的は金か、殺しか、あるいは他の何か。史上最大のバットマンとジョーカーの戦いが始まる。

『ダークナイト』の見どころ

ヒース・レジャーの遺作。彼が演じたジョーカーは歴代最高とうたわれ、映画史にその名を刻んでいます。バットマン主演の映画ではありますが、どちらかというとジョーカーメイン。痺れるほどの悪党ぶりが高評価を集め、ヒース・レジャーは没後にアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

おすすめ2. ダークナイト ライジング

『ダークナイト ライジング』のあらすじ

地方検事ハービー・デントの死から8年。ゴッサム・シティでは「デント法」が制定されて警察の権限が強化され、組織犯罪が一掃されていた。一方、バットマンはゴッサム・シティの平和のため、ハービー殺しの汚名を被り、身を潜めて暮らしていた。そんな折、ブルース・ウェイン（バットマン）の母の形見である宝石が盗まれる。この事件をきっかけに、ゴッサム・シティのパンドラの箱が開いてしまう。

『ダークナイト ライジング』の見どころ

『ダークナイト』の続編。クリストファー・ノーラン監督が制作する「バットマン」シリーズの3作目にして最終章です。キャットウーマン、タリア・アル・グール、ベインなど原作でも人気のキャラが一気に登場することから、ファンの間でも評価の高い作品です。

おすすめ3. THE BATMAN-ザ・バットマン-

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のあらすじ

10月31日、ハロウィン。バットマンことブルース・ウェインは、いつものようにゴッサム・シティの犯罪抑止のため、街の監視を行っていた。再選を控えているゴッサム・シティの市長、ドン・ミッチェルが自宅でくつろいでいると、背後からマスクを被った男に急襲される。そしてバットマンは、捜査協力をしている警察から、リドラーを名乗る犯人からの手紙を受け取る。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の見どころ

ロバート・パティンソンが主役を演じるバットマン映画。バットマンに頭脳戦を仕掛けるリドラー、裏社会を牛耳ろうとするペンギン、原作でも人気のキャラが大暴れします。全体としてダークな雰囲気が漂っており、他の作品とは異なる狂気的なバットマンを楽しめる作品です。

おすすめ4. バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

『バットマン（1989）』のあらすじ

前作、『マン・オブ・スティール』にてゾッド将軍の侵略を阻止したスーパーマン。しかし、スーパーマンの能力や戦いによる被害から、人類に敵視される。バットマンは、そんな戦いの被害者の一人。自身が所有するビルが破壊され、多くの社員の命を失った。それ以降、バットマンはスーパーマンの力を危険視し、スーパーマンの無力化を目論む。

『バットマン（1989）』の見どころ

バットマン対スーパーマンという、本来なら勝負にならない勝負。しかし、バットマンは自身の財政力と頭脳を駆使して、スーパーマンをとことん追い詰めていきます。この他、ワンダーウーマンやレックス・ルーサーJr.など原作のオリジナルキャラも登場する人気作です。

おすすめ5. バットマンフォーエヴァー

『バットマンフォーエヴァー』のあらすじ

自分の顔を損傷した事件で、自分を助けてくれなかったバットマンに対し恨みを抱くようになったトゥーフェイス（ハービー・デント）は、街中で暴動を起こす悪党になっていた。一方、バットマンことブルース・ウェインが経営するウェイン・エンタープライズでは、エレクトロニクス部門のエドワード・ニグマが、テレビ信号を直接人間脳に送る装置・BOXを開発。しかし、ブルースは倫理的問題があるとして、融資を拒否。これに反発したエドワード・ニグマがトゥーフェイスと手を組む。

『バットマンフォーエヴァー』の見どころ

「トップガン」シリーズで知られる故ヴァル・キルマーが主役を演じるバットマン映画。悪役はジム・キャリー、トミー・リー・ジョーンズ、ドリュー・バリモアが演じます。初期のアメコミらしいカラフルなタッチで描かれている、人気の高い作品です。

まとめ

この記事では、「バットマン」シリーズの見る順番と、おすすめ作品のあらすじや見どころをご紹介しました。「バットマン」シリーズは、全作の評価が比較的高く、作品ごとに特徴が大きく異なります。全作楽しめて見れるシリーズなので、まずはおすすめ作品から見てみてはいかがでしょうか。